札幌にて「札幌市時計台」と メッセージ ”Haste not & Rest more" [旅ルポ]
2017年4月11日(火)札幌、2日目。
通りがかりに立ち寄ったところは、こちら。
「札幌市時計台(CLOCK TOWER)」
国指定重要文化財「旧札幌農学校演武場」です。
この日は、まだ雪が残っていました。
前に来た時は、外から写真を撮っただけだったのですが…。
「観覧案内」
中に入れるのですね?入ってみよう!
1階は、いろいろな展示があります。
くわしくは、こちらで。
小展示室(農学校講義室)
①時計資料コーナー
②北海道、札幌の文化財
③時計台ミニ百科検索
大展示室(農学校博物標本室)
①農学校の歴史、演武場の建設とクラーク博士
②農学校遊戯会
③時計台の歌と文学
④建物の歴史、修理の様子
⑤札幌市民と時計台
こんな展示もありました。
昭和初期にアメリカから送られた「青い目のお人形」のお話。
日本から送られたのは、このような人形だったそうです。
2階は、ホール(農学校演武場)
反対側から見ると、
明治32年、農学校卒業生に初めて博士号が授与され、
祝賀会が行われた時の講堂の様子を復元しているそうです。
平成10年修復工事完了後、時計台により一層愛着を感じてもらう目的で
音楽会、講演会、結婚式などに貸し出しをしているのだとか。
天井の高い木造の建物は、音響効果がよく、
かつ雰囲気がよいと好評なんですって。
他には、
①塔時計の大型映像
②実物の兄弟時計
③建築構法の説明
時計塔の仕組みです。
稼働している国内最古の塔時計だそうです。
鳩時計と同様な振り子時計で、
時計を動かす重りに使われているのは、
木箱に詰められた小石で、豊平川の河原から採取したものだそうです。
運針ように50kg、打鐘用に150kg、
重りの巻き上げは、週に2回行われるそうです。
時計機械は、アメリカ合衆国ボストン市のハワード社製で、
製造No.738と印されています。
実物の兄弟時計も展示されています。
時計の文字盤です。
機械の部分。
親子2代にわたって、時計の整備をがんばった
井上清さん、和雄さんを紹介する記事です。
この書は、旧五千円紙幣の肖像画でおなじみ「新渡戸稲造」氏のもの。
”Haste not & Rest more"
急がないで、もっと休め!
教え子の森本厚吉氏に宛てて書かれているもので、
森本氏の働き過ぎに対して、彼の家族の代わりに、
「もっと休め」と、語っています。
これにはその前のお話があって、
ゲーテの言葉で、カーライルが引用し、新渡戸氏があちこちで揮毫したという
「Haste not & Rest not.(急がず、休まず)」
という書があって、働き過ぎの森本氏に対し前書をもじって、
「Haste not & Rest more.(急がないで、もっと休め)」
と呼びかけたのだそうです。
くわしくは、こちらで。
「札幌市時計台」は、
建物といい、時計の機械といい、素晴らしいものでした。
しおりの歴史年表を読むと、
明治2年(1869)に明治政府内に開拓使が設置され、
明治9年(1876)にクラーク博士が来札。「札幌農学校」開校。
翌年に博士は去り、「Boys, Be ambitious」の言葉を残します。
明治11年(1878)演武場が完成。
その後演武場は、時代のニーズに応じて、
仮庁舎になったり、公会堂、郵便局、
北海道教育会の事務所、附属図書館、集会場、
市立札幌図書館、札幌歴史館と用途を代え、
そして今なお「時計台」として、存在しています。
昭和45年(2009)
「北海道開拓初期の貴重な洋風建築遺産」として、
塔時計も合わせて国の重要文化財に指定されました。
こちらは、ぱらぽんが大好きな札幌のお菓子です。
「札幌菓子處 菓か舎」の「札幌タイムズスクエア」。
このパッケージは、「時計台」ですね、きっと。
右が「AZUKI」左が「宇治抹茶・北海道小豆」です。
春バージョンでストロベリーもあります。
帰り道で、「北大植物園」の塀越しに見つけました。
ふきのとうの群生です。
北国の春も、もうすぐそこです!
通りがかりに立ち寄ったところは、こちら。
「札幌市時計台(CLOCK TOWER)」
国指定重要文化財「旧札幌農学校演武場」です。
この日は、まだ雪が残っていました。
前に来た時は、外から写真を撮っただけだったのですが…。
「観覧案内」
中に入れるのですね?入ってみよう!
1階は、いろいろな展示があります。
くわしくは、こちらで。
小展示室(農学校講義室)
①時計資料コーナー
②北海道、札幌の文化財
③時計台ミニ百科検索
大展示室(農学校博物標本室)
①農学校の歴史、演武場の建設とクラーク博士
②農学校遊戯会
③時計台の歌と文学
④建物の歴史、修理の様子
⑤札幌市民と時計台
こんな展示もありました。
昭和初期にアメリカから送られた「青い目のお人形」のお話。
日本から送られたのは、このような人形だったそうです。
2階は、ホール(農学校演武場)
反対側から見ると、
明治32年、農学校卒業生に初めて博士号が授与され、
祝賀会が行われた時の講堂の様子を復元しているそうです。
平成10年修復工事完了後、時計台により一層愛着を感じてもらう目的で
音楽会、講演会、結婚式などに貸し出しをしているのだとか。
天井の高い木造の建物は、音響効果がよく、
かつ雰囲気がよいと好評なんですって。
他には、
①塔時計の大型映像
②実物の兄弟時計
③建築構法の説明
時計塔の仕組みです。
稼働している国内最古の塔時計だそうです。
鳩時計と同様な振り子時計で、
時計を動かす重りに使われているのは、
木箱に詰められた小石で、豊平川の河原から採取したものだそうです。
運針ように50kg、打鐘用に150kg、
重りの巻き上げは、週に2回行われるそうです。
時計機械は、アメリカ合衆国ボストン市のハワード社製で、
製造No.738と印されています。
実物の兄弟時計も展示されています。
時計の文字盤です。
機械の部分。
親子2代にわたって、時計の整備をがんばった
井上清さん、和雄さんを紹介する記事です。
この書は、旧五千円紙幣の肖像画でおなじみ「新渡戸稲造」氏のもの。
”Haste not & Rest more"
急がないで、もっと休め!
教え子の森本厚吉氏に宛てて書かれているもので、
森本氏の働き過ぎに対して、彼の家族の代わりに、
「もっと休め」と、語っています。
これにはその前のお話があって、
ゲーテの言葉で、カーライルが引用し、新渡戸氏があちこちで揮毫したという
「Haste not & Rest not.(急がず、休まず)」
という書があって、働き過ぎの森本氏に対し前書をもじって、
「Haste not & Rest more.(急がないで、もっと休め)」
と呼びかけたのだそうです。
くわしくは、こちらで。
「札幌市時計台」は、
建物といい、時計の機械といい、素晴らしいものでした。
しおりの歴史年表を読むと、
明治2年(1869)に明治政府内に開拓使が設置され、
明治9年(1876)にクラーク博士が来札。「札幌農学校」開校。
翌年に博士は去り、「Boys, Be ambitious」の言葉を残します。
明治11年(1878)演武場が完成。
その後演武場は、時代のニーズに応じて、
仮庁舎になったり、公会堂、郵便局、
北海道教育会の事務所、附属図書館、集会場、
市立札幌図書館、札幌歴史館と用途を代え、
そして今なお「時計台」として、存在しています。
昭和45年(2009)
「北海道開拓初期の貴重な洋風建築遺産」として、
塔時計も合わせて国の重要文化財に指定されました。
こちらは、ぱらぽんが大好きな札幌のお菓子です。
「札幌菓子處 菓か舎」の「札幌タイムズスクエア」。
このパッケージは、「時計台」ですね、きっと。
右が「AZUKI」左が「宇治抹茶・北海道小豆」です。
春バージョンでストロベリーもあります。
帰り道で、「北大植物園」の塀越しに見つけました。
ふきのとうの群生です。
北国の春も、もうすぐそこです!
2017-04-13 10:41
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0