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民俗が音楽になるとき~静岡と世界のトラディショナルから現代へ~ [勝手に応援団]

舞踏家の友人・遠藤綾野さんから、情報をいただきました。

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遠州森町に約1300年前から伝わる遠江一宮の舞楽。
古式ゆかしいこの舞楽を、
フルート・ギター・トイオーケストラの編成で新たな音楽として再生し、
ダンスとのコラボレーションと共に上演します。
また、世界各国の民俗音楽をもとに作曲された
近・現代のフルート・ギター作品もお楽しみいただきます。




遠江一宮(とおとうみいちのみや)の舞楽について

国指定重要無形民俗文化財である遠江一宮の舞楽は、
飛鳥時代にあたる8世紀初めに小國神社と天宮神社に伝来され、
二所一体とされています。
西域伝来系の小國神社の舞楽を左舞(赤い衣装)、
朝鮮・満州伝来系の天宮神社の舞楽を右舞(青い衣装)とし、
両社ともに12 曲からなる舞楽を、
現在も、毎年 4 月の例大祭時に奉納しています。
中央(都)の雅楽様式が長期間の間に変化していったのに対し、
変化する以前に伝播した天宮・小國両神社の舞楽には、
音楽や動作の動きに中央ではみられなくなった
古来舞楽の旋律や所作が残されています。


民俗が音楽になるとき
~静岡と世界のトラディショナルから現代へ~

森町公演
2018年10月12日(金)
開場18:00 開演18:30
会場 森町文化会館ミキホール 小ホール
静岡県周智郡森町森1485
電話:0538-85-1111

出演:サンユウカ
作曲・トイオーケストラ:渡会美帆
フルート・篠笛:古川はるな
ギター:深澤太一
舞踊:遠藤綾野

<プログラム>
J.イベール:フルートとギターのための≪間奏曲≫
渡会美帆:≪なぎの葉の道しるべ~天宮神社十二段舞楽のモチーフによる幻想組曲~≫(世界初演)
B.バルトーク:≪ルーマニア民族舞曲≫
小國神社古式十二段舞楽より≪納蘇利≫(渡会美帆編曲)
天宮神社十二段舞楽より≪納曾利≫*(渡会美帆編曲)
渡会美帆≪Nasori meets Gℏana~納曾利とアーナが出あうとき~≫

*納曾利面制作:clay Artist 香愛

入場料:一般 3,000円/22歳以下 1,500円(全席自由)

<チケット取り扱い>
泉嘉書店 0538-85-2138
エディオン カメザワデンキ 0538-85-2372
ゲストハウス森と町 090-6160-3850
自家焙煎珈琲屋 百珈(もか) 0538-85-0866
戸田書店静岡本店 054-205-6111
戸田書店掛川西郷店 0537-62-6777

<お問い合わせ>
054-643-0284(遠藤)
<ご予約>
メール・FAXにてご予約の方は、
お名前、公演日時、チケット枚数、ご連絡先をご明記の上、
下記宛先までご送信ください。
メール:ayanoendotanmondan★yahoo.co.jp
(★を@に替えて送信して下さい)
FAX:054-643-0302


<出演者プロフィール>

渡会美帆 Miho Watarai
東京音楽大学作曲専攻卒。
卒業後作曲・編曲の提供、様々なアーティストとの共同制作の他、
’09年以降舞台俳優との朗読コラボ作品の音楽を多数手掛け、
'15年秋には(公財)静岡県舞台芸術センター(SPAC)本公演
『王国、空を飛ぶ!』(演出:大岡淳)の音楽監督を務める。
近年は’18年静岡県立大学ムセイオン講座で上演した
「演劇×音楽で蘇る『羽衣』」の作曲・演奏等、
静岡を始め日本に古来より伝わる伝承音楽の音楽素材を使用し、
新たな楽曲として再生させる創作を積極的に試みている。
'17年マルタ共和国の民俗歌謡と静岡県森町天宮神社の舞楽を
融合させた楽曲「Nasori meets Ghana~ 納曾利とアーナが出あうとき~」を
静岡、マルタ、森町で発表。好評を博した。
http//www mihowatarai net

古川 はるな Haruna Furukawa
静岡市出身。
東京藝術大学大学院音楽研究科博士後期課程修了、
ドビユッシー作品演奏と論文により音楽博士号取得。
パリエコール・ノルマル音楽院高等演奏課程を審査員満場一致で修了。
コンクール多数受賞、ソリストとして新日本フィルハーモニー交響楽団、
藝大フィルハーモニア管弦楽団、静岡交響楽団と共演。
軽井沢八月祭、ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンに出演。
フランス・オーヴェルニュ室内管弦楽団や
国内主要オーケストラにも客演・賛助出演多数。
邦楽器との共演も多く、フルートと等のデュオ「Lips」では2枚のCDをリリース。
正倉院所蔵の復元楽器を用いた演奏集団「天平楽府」では
横笛を演奏する。
常葉大学教育学部・短期大学部音楽科非常勤講師。
静岡県学生音楽コンクール審査員。

深澤太一 Taichi Fukazawa
1991年、静岡生まれ。
静岡東高等学校マンドリン部でクラシックギターと出会う。
京都産業大学に入学後、ギタークラブに所属し本格的に始める。
竹内茂夫教授の古楽ゼミを3年間受講し歴史や楽典を学ぶ。
これまでに柴田杏里、藤井敬吾、益田展行、松尾俊介の各氏に師事、
ドイツ、オーストリアなどの海外の講習会にも参加、研鑽を積む。
第41回ギター音楽大賞第1位受賞。
静岡音楽館AOIの主催する第22回「静岡の名手たち」オーディションで
史上初のギターで合格、
並びにコンチェルト賞も受賞し、
2020年に静岡交響楽団との共演も決定している。

遠藤綾野 Ayano Endo
8歳よリクラシックバレエを始める。
師事する佐多達枝作品「カルミナブラーナ」「庭園」「Beach」等に出演。
コンテンポラリーダンスでは、ジャンローランサスポータス、
柳本雅寛、磯島未来らの作品に携わる。
自らの振付作品「春の祭典」「12階の月」「白から始まる.¨」等
大小合め25作品をシアターX,森下スタジオ等で発表。
オペラ作品への振付も行っており「魔笛」「トゥーランドット」「こうもり」等を
首都オペラ、荒川バイロイト等へ提供。
'16より活動拠点を東京から静岡に移し、CCC企画「七間町ハプニング」
「Seven Elephants Bring Happiness」~等で振付を担当、
多ジャンルアーティストとのコラボ、県外からのダンサーの招聘等、
コーディネーターとしての役割も務める。

ご都合が合えば、お出かけください。
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