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2019.0406(土)企画展「昭和レトロ家電展」@藤枝市郷土博物館 ギャラリー散歩 vol.256 [藤枝市郷土博物館・文学館]

2019年4月6日(土)9:00〜
藤枝市郷土博物館の企画展「昭和レトロ家電展」が始まりました。

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初日は、この展示に家電を貸してくださった昭和家電コレクターで、
三重県伊賀市にある「昭和ハウス」館長の「冨永潤」さんが、
ガイドツアーもしてくれました。
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この「ミゼット」どこから入れたと思います?
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考えていると眠れなくなっちゃいます〜。
(これは昭和的フレーズ!わかるかしら?)
ちゃんとナンバーがついているそうです。

遊具は、15〜16台お持ちだそうです。
その中でも選りすぐりの3台が来ています。
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これ、実際に動くそうです。お子さんに限りますけれど。
五十円玉を持って行きましょう!

自動販売機もいろいろ来てました。
タバコだけじゃなく、おもちゃのや、メダル刻印機など。
昭和40〜50年代の食品の自動販売機も。
それらは、コンビニの出現によって姿を消したとか。
うん、確かにそうだ!

昭和の茶の間が再現されています。
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懐かしくて「これ、うちにあった!」と言いたくなっちゃう!
実はこのコーナー、映画「オールウェイズ 三丁目の夕日」のスタッフさんが、
わざわざ東京から来て、セットしてくださったそうです。
なので、ただ置いただけでなく、細かく仕掛けがしてあって、
生活感が溢れるようになっています。

その「三丁目の夕日」に登場して、みんなでプロレス観戦したテレビも、
いらしてます!まさに昭和33年生まれのテレビです。
そうそう、冨永さんといえば、2019年3月12日放送の
テレビ番組「マツコの知らない世界」に出ていらしたんです。

そこで紹介されていた、光リモコンや、
ワイヤードリモコンのテレビをはじめとして、
「サンヨー」の超音波をキャッチしてチャンネルを替えるズバコンなども。
昭和47年に「ナショナル」が赤外線リモコンを出して、
それが、現在のリモコンのスタートになっているとか。
「サンヨー」ありましたよね〜。
「サンヨー」と言えば、思い出すのが「ジャングル大帝」!
のちに「松下電器」に吸収されましたが。
「ナショナル」は「松下電器」のことで、
のちに「パナソニック」になります。

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昭和35年に発売された日本初のカラーテレビもありました。
1台が今なら、800〜1000万円くらいの値ごろ感だろうと。
当時そんなものを買える人はそうそういないので、あまり普及はしなかったと。
ぱらぽんが小学生の頃、近所に電気屋さんの同級生がいたので、
時々遊びに行っては、「ひょっこりひょうたん島」を
カラーテレビで見せてもらってました。
その頃のテレビ番組では、カラー放送だと画面の隅に
「カラー」と表示が出ていて、白黒テレビでその文字を見ると
なんか、憎たらしく思ってました(笑)。

そして冷蔵庫。
昭和30〜40年代は、上の扉に氷を入れて、
その冷気で冷やすものでした。
その後、電気冷蔵庫が生まれて、
昭和33年製になると、お店用の冷蔵庫として、
ガラス窓がついて、中が見えるものが生まれたそう。

洗濯機は、昭和27〜29年ごろは、撹拌式で円筒形。
左右半回転することで抵抗が起き、その振動で布の汚れを洗っていました。
昭和28年の「サンヨー」製は噴流式で、洗濯槽を四角にしたので、
それだけで抵抗が起きるため、一方方向に回るシステムなのだとか。
脱水機ができる前は、手回しのローラーがついたもので、
これ、懐かしいです。
とあるドラマ用に改造した洗濯機も来ています。
昭和35年に遠心力を使った脱水機が登場。
そこから二層式の洗濯機が誕生。
その後、全自動洗濯機も生まれて、
どちらを選ぶかは、ご家庭のニーズによって洗濯、
いや選択が分かれましたね。
今や、斜めドラムで乾燥機もついていますね。
二層式もまだあるのかなあ?

昭和40〜50年代のキッチングッズは花柄が主流。
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その花柄が、リアルなものから、デザインされたものへと変わりました。

照明器具もさまざま。
最近、名古屋の寮を解体すると聞き、そこで手に入れた照明も、
ちょうどタイミングが良かったので、すぐに持って来たそうです。
冨永さんは、映画やテレビドラマの撮影するときに、
昭和家電などを貸し出す仕事をしているので、
解体されると聞けば、出向くのだそうです。

ガス器具も集めていて、昭和40〜50年。
給湯器、ガス湯沸かし器、ガスコンロ、グリルだけのもの。
これらはほとんど新古品。

最後は、珍品コーナーです。
こんなものあったの?というようなものたちが並びます。
こちらは、2つの機能が一緒になったもの。
これも一つのコラボ商品か?
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他にも、電気お弁当箱、ゆで卵器、電気やかん、
赤ちゃんのオムツが濡れたら教えてくれるという「ヘルスベビー」とか、
分割鍋は炊飯器で、ご飯とお味噌汁とおかずが一度に作れるというもの。

ポータブル洗濯機、携帯用 FAX、テレビ電話など、
便利なのかそうでもないのかわからないものも…。
便利を追求していき、アイディアを出し尽くした時に
生まれるものが面白い?とか。
くわしくは、展示を見てください。

今回は、トラック3台で運んできたそうです。
いつもなら貸し出しは断っているような貴重なものも、
今回は、藤枝市に特別に貸してくださったそうです。
なので、皆さん、ぜひとも見にきてくださいね〜。
今回の展示は、昭和時代の方と一緒に行かれるのをお勧めします。
同世代の人と行くのもいいですが、
おじいちゃんおばあちゃんたちと親子三代で一緒に行って、
いろいろな話を聞きながら、見るのがいいと思います。
実際にものを見ると、連想して当時のいろいろなことが思い出されます。
おじいちゃん、おばあちゃんの脳が、活発になれそうな気がします。

チラシは、こちら。
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イベントも盛りだくさんです。
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昭和ハウスのFacebookページは、こちら
昭和ハウスのHPは、こちら

冨永潤さんが、記録した【ザ・昭和レトロチャンネル】
「第155回 藤枝市郷土博物館昭和レトロ家電展ありがとうございましたの巻」
 藤枝市郷土博物館・文学館 展示終了につき記録動画 
 博物館に行けなかった方の為にも 
は、こちらです。

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