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2019.0522(水)しだグリOPENカレッジ「グリーン・ツーリズム研修会」に行ってきました。 [しだグリopenカレッジ]

2019年5月22日(水)
しだグリOPENカレッジ「グリーン・ツーリズム研修会」のお誘いを、
志太榛原農林事務所 地域振興課の寺田さんからいただきました。
以前の「春*里山はく」の頃には、プログラムを作ったり、
相談に乗ったりしたこともありましたが、このところは、
すっかりご無沙汰になってしまっていました。
最近はどんな方達が、どんな風にやっているのかな?
と思ったので、出かけてみました。

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会場は、藤枝総合庁舎別館2階 第1会議室です。

進行は志太榛原農林事務所地域振興課の寺田真子さん。
開会宣言そして、
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農業振興部長の石川盛一郎さんのご挨拶。

研修会の最初は、
「志太榛原グリーン・ツーリズム情報の発信と今後の展開
  〜誰にどうやって情報を届けるか〜」
報告「しだグリ☆田舎体験サイトへのアクセス分析」で
報告者は、株式会社丸紅 広告事業部の「北村理恵」さん。
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「しだグリ☆田舎体験 2018年度総評」をしてくれました。
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しだグリ☆田舎体験」のWebサイトのアクセスランキング
BEST3の紹介です。
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1位「三ツ星天文台」川根本町
  全国で2番目に星が綺麗なのだとか
2位「シュエット」エステサロン
  五感を刺激する体験ツアー〜カラダの中からキレイになれる〜
  主催者のホームページにリンク
  他のサイトとのリンクが重要
  グーグルから信用できるサイトと認識される ←ココ大事!
  一回の開催では勿体無い。毎月できないか?
3位「やまゆり」
  誰でも美味しくできる!そば打ち体験
  開催日が多い
  間口が広い。参加するチャンスを見せられた
4位「陶芸センター」
5位「マルイエ醤油」

アクセスが低かったものは、
要予約、何日前に予約しなくてはいけないのは、ハードルが高い。
1日しか開催しない。
ターゲットにマッチしてなかった。
対策:お客様に「行けるかも」と思わせることが大事。
   「ご相談ください」と、入れるだけでも印象が変わる。
   「情報発信=種まき」をしっかりやりましょう!
   イベントの準備段階から、随時発信することが必要

「SNS」は、仲間内・ファンの方への情報発信に最適。
 広告を打つと、効果的
 年齢、性別、地域を選ぶことができる。
 一時のブームになる可能性もある。

「しだグリブログ」始めました。
ブログを書くと、
・体験のイメージが湧く。
・行きたい気持ちを促す。
・たくさんのブログが上がれば、可能性が上がる。
★グーグルさんが「いいブログだ」と認めると順位が上がる。

「施設・お店のブログを始めませんか?」
 島田のママ目線で記事を書いてもらう。
 消費者目線で書いてもらう。
 丸紅が、ママさん達と一緒にブログをやる。

2018年の総評
・わかりやすく・楽しい体験情報の発信がスタートライン
・開催日が多いと参加のチャンスが多い
・できること、人気のことを基準に、自分のできる範囲の体験を日々開催
・リンク(つながり)を大切に

26〜28年度 「春*里山はく」
29年度 ウェブサイトで
30年度 結果を見て、定番体験を
令和元年 結果を活かしてターゲットを細かく設定
  体験を作る 情報発信をする!

今回の研修会でちょっとびっくりしたのは、
【ブログを始めませんか?】という話。
今や、Twitter、Instagrumが全盛期かと思いきや。

聴講者の「その使い分けは?」という質問に、
Instagrum、Facebookというものは、「その中で完結している」。
そこでの広告は、進化しているが、
「いつブームが去るかわからない」と。
そこで見直されているのが、ブログ!
・ウェブに情報が載る。
・浸透するまでに時間がかかる。
・時代に流されないツール。
なのだと。
そこで、ブログに大事なことは、
内容、情報がまとまっていること。
毎日でなくても週一回くらいでもいい。
ブログはゆっくりファンがつく。
大事なことは、リンクを貼ること。
しだグリ田舎体験」とリンクを貼ってください、と。
「しだグリ田舎体験」のfacebookページもあります。

後半は、静岡県観光協会「TSJ」
静岡ツーリズムビューローの「秋田修」さんのお話です。
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秋田さんは、長くJTBにお勤めされていて、
2017年からは静岡県観光協会「TSJ」に出向されているのだそうです。
現在は、静岡県観光協会の事業部長 兼 商品企画課長をなさっています。

この日のお話は、
「旅の主人公とグリーン・ツーリズム 〜非日常体験への誘い〜」
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(お話全てのレポートはできないので、一部になりますがお許しください。)

宿泊するお客様を増やすには!
①他の町との違い(自信・誇り・強み)を知り、積極的にPRすること
 非日常の観光、本物の感動体験
②お客様が地域を楽しめる環境を整えること
③充実した体験プログラムを数多く用意すること
 半日や、1日のプログラム
 「しだグリ田舎体験」
 「Mount Fuji Travel
④1泊2日、2泊3日の楽しみ方を提案すること
 静岡県が発行しているインバウンド向けの情報誌「ドライブ天国静岡」
 「TOKAIDO」
⑤宿泊施設をみんなで宣伝すること

お客様(旅人)の笑顔と出会うためには!
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非日常の体験が、お客様を笑顔にする=楽しい思い出!

誰にどうやって情報を届けるか?
①旅行会社を使わない日本人客が参考にするもの
 インターネット、ガイドブック、パンフレット、家族や友人の話、旅行専門雑誌

②旅行会社を使う日本人客には、
 静岡県観光協会が主催する旅行商談会がある。
 各市町の観光関係の課・観光協会が窓口。
 アフターDCが大事。
 旅行会社は新しい商品を求めている。  

③募集型のツアー使う日本人には、
 各市町の観光関係の課・観光協会・交通事業者・宿泊施設などと
 連携による営業活動
 営業先は、旅行会社など。

④近隣の国から来る訪日旅行者
 気軽に日本旅行を楽しむリピーターの人々
 富士山静岡空港に飛ぶ中国からの直行便が多い。便が減ると危ない?
 約7割が、中国・台湾・韓国。
 「左側通行・右ハンドル」の国 →「ドライブ天国静岡」
 (台湾・タイ・香港・シンガポール・オーストリア・イギリス)

⑤欧米豪から来る訪日旅行客
 テーマ性の強い旅行を好む好奇心が旺盛な人々
 ・日本の文化・歴史への関心
 ・日本人の生活への関心
 ・日本の食への関心
 ・ウォーキングツアー
 ・ゴルフやサイクリング
 ・クルーズ(豪華客船)

「JAPAN RAIL PASS」を使って、日本中を回る。
 のぞみには乗れない。こだま・ひかりにチャンスがある。

ラグビーW杯、主要国のサポーターは、約3週間くらい滞在する。
試合会場は、12箇所。試合が1週間おきだから。
その合間に、日本全国を見て回る。

そこで参考にしてもらえるのが、 
外国に静岡県の体験プログラムを紹介するサイト
Mount Fuji Travel
・静岡県内の外国人対象の体験プログラム(商品)を英語で紹介
・商品の提供者は、旅行会社・NPO・観光関係の事業者・観光協会など
・商品の掲載は、商品の提供者が英語で入力(TSJが承認するとUP)
・掲載料は無料、販売された場合の手数料は不要
・お客様とのやり取りは、すべて商品の提供者が実施

最後には、「しだグリ田舎体験」のプログラムについて、
感想を話してくれました。
【大切なこと】
所要時間、料金、営業日をはっきりさせる。
プログラム提供者と宿泊施設とは、お互いに紹介し合うと良い。

データに裏付けされたお話がたくさん聞けました。
内容が気になった方は、静岡県観光協会(TSJ)に連絡してみてください。
秋田さん、お話をありがとうございました。

最後には、地域振興課長の海野晃好さんのご挨拶。
静岡県下に「農林事務所」が7つあるそうですが、
「しだグリ田舎体験」のような事業ができているのは、
志太榛原エリアだけのようで、他のエリアの方からは、
「情報発信が上手にできていて志太榛は、いいなあ」
と羨ましがられるそうです。
恵まれているのだとか。
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そして、「しだグリOPENカレッジ」校訓を、みんなで声に出して唱和しました。
今年から、1行増えました。
「バットを振る
 何度も振る 
 みんなで振る
 全力で振る
 考えて振る」
個人的には、「考えて振る」のは、3番目くらいにしたほうがいいと思います。

「ごきげんぱらぽん」において、
2017年9月からこの日までの間の
【しだグリオープンカレッジ】の記事は、こちら

2012年から2016年11月までの
【グリーンツーリズム】について書いた記事は、こちら

「春*里山はく」で検索すると、こちら
(志太榛原以外の、静岡市、焼津市の取り組みも出てきます。)

皆さん、がんばってください!
聴講させていただき、ありがとうございました!
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