映画「ある町の高い煙突」の主演「井手麻渡(いであさと)」さんを「静岡東宝会館」にてインタビューさせていただきました。 [映画館へ行こう!]
2019年7月10日(火)静岡市葵区の「静岡東宝会館」にて、
7月19日(金)から公開の映画「ある町の高い煙突」、
主演の「井手麻渡(あさと)」さんに、インタビューさせていただきました。
「井手麻渡(いであさと)」さんは、1989年生まれの俳優さんで、
2009年に仲代達矢さん率いる「無名塾」に入塾。
舞台を中心に活動していたそうです。
「井手麻渡」さん、ぱらぽんは、以前映画の作品の中で、拝見したことがあります。
その作品は、2016年春に公開された仲代達矢さん主演の「NORIN-TEN」です。
そこでは、「仲代」さん扮する「稲塚権次郎(いなつかごんじろう)」の後輩
「鉢蝋清香(はちろうせいか)」役(富山県立農学校の後輩、五箇山出身)
を演じていらっしゃいました。
「NORIN-TEN」は「小麦農林10号」を品種改良する話で、
今から80年前のお話。
今回の「ある町の高い煙突」のお話は、さらに20年遡り、
100年前のお話になります。
作品「ある町の高い煙突」の紹介は、こちらの記事で。
この作品のように、モデルとなる人がいる作品の役作りは、
まずは、情報・資料集めからなさるそうです。
初めて映像化されるお話なので、「関根三郎」のモデルとなった
「関右馬允(せきうまのじょう)」を演じた人はなく、
まっさらな状態だったので、自分らしくやらせてもらったと。
とはいえ、日立の皆さまには、愛されている方なので、
周りの方、キャストの皆さまと一緒になって作らせてもらったと。
井手さんにとっては、初めての主役。
こんな大きな役は初めてで、プレッシャーは半端なかったそうです。
クランクインの1週間前には、吐きそうだったとか。
井手さんは、大学在学中の19歳で「無名塾」に入ったそうで、
現在29歳の今は、11年目。
こんなことを70年も続けている「無名塾」代表の
「仲代達矢」さんはすごいです!と。
今回その師匠「仲代達矢」さんとと共演するわけですが、
公式サイトに、その「仲代」さんとのインタビュー映像があります。
「仲代」さんが喜んでいらっしゃるのが、わかりますね。
「仲代」さんから聞いた「役者としての三つの要素」についても
語ってくださいました。
①【役者としての「血」があるか?】
「血」とは?「才能」のことなんだと思う。
②【運・不運】
その作品と出会う、タイミング。
そしてその作品、さらに、その演出家など。
③【努力】
ちょうどいい時期に、自分が演ずることができる役があるかどうか、
そして監督やそのスタッフに恵まれるかどうか?など。
自分でコントロールできるのは、③の【努力】のみ!
井手さんのご両親は、演劇部のご出身で、先輩後輩の間柄だったとか。
お父様が、「仲代達矢」さんのファンで、
お母様が、「吉川晃司」さんのファンだそうです。
なので今回は、大変親孝行ができたようで、
その様子がわかる動画をどうぞ!
この作品の内容は、地元の日立の方、高齢の方なら
誰でも知っている「大煙突」の話で、
水戸での公開の時には、たくさん来てくださったそうです。
ちょうど同じ日に「ガールズ&パンツァー」も公開だったので、
(この作品の舞台も地元茨城「大洗」だから)
その映画館は、若い人からお年寄りまでごった返しで、
大変なことになっていたそうです。
いずれ、地元の子どもたちにも「ある町の高い煙突」を見てもらって、
郷土の歴史など、くわしく知るきっかけになって欲しいとも。
この「ある町の高い煙突」は、100年前の話で、
古き良き時代の日本映画を思わせるような感じに作られていますが、
テーマの「公害」は、人が関わることで、いさかいがあり、解決に向けて動き、
現代に置き換えることもできる普遍的な作品です。
自分のしたいことよりも、もっと先のことまで考えられる、
相手の対場で物事を考えられる人々が、100年前にもいたということが、
素晴らしいと思う。
地元でロケをした時には、
リアルの「関右馬允」さんを知っている人がまだいらして、
「あんた、目が似てるよ!」などと言われたそうです。
さらに「右馬允」さんのお孫さんがまだご存命で、
現在はおばあちゃんになっているその方に、
「おじいちゃ〜ん」と呼んでもらったそうです。
煙突を作る場面は迫力で、
それが崩れそうになる場面が予告編に出て来ますが、
演出の砂埃などで、撮影は大変だったそうです。
撮影秘話も少しうかがいました。
インタビュー終了後、記念撮影もさせていただきました。
映画を宣伝してくださる会社の「エクラン」の本田さんと。
「静岡東宝会館」の方々と一緒に。
本田さんが撮影しているところをパシャリ!
プレス資料にサインをおねだり。
ありがとうございます。
映画館のポスターにもサインなさってました。
作品を観に行ったら、探してみてくださいね。
予告編は、こちらです。
映画「ある町の高い煙突」公式サイトは、こちら。
Facebookページは、こちら。
井手さん、皆さま、がんばってくださいね!
7月19日(金)から公開の映画「ある町の高い煙突」、
主演の「井手麻渡(あさと)」さんに、インタビューさせていただきました。
「井手麻渡(いであさと)」さんは、1989年生まれの俳優さんで、
2009年に仲代達矢さん率いる「無名塾」に入塾。
舞台を中心に活動していたそうです。
「井手麻渡」さん、ぱらぽんは、以前映画の作品の中で、拝見したことがあります。
その作品は、2016年春に公開された仲代達矢さん主演の「NORIN-TEN」です。
そこでは、「仲代」さん扮する「稲塚権次郎(いなつかごんじろう)」の後輩
「鉢蝋清香(はちろうせいか)」役(富山県立農学校の後輩、五箇山出身)
を演じていらっしゃいました。
「NORIN-TEN」は「小麦農林10号」を品種改良する話で、
今から80年前のお話。
今回の「ある町の高い煙突」のお話は、さらに20年遡り、
100年前のお話になります。
作品「ある町の高い煙突」の紹介は、こちらの記事で。
この作品のように、モデルとなる人がいる作品の役作りは、
まずは、情報・資料集めからなさるそうです。
初めて映像化されるお話なので、「関根三郎」のモデルとなった
「関右馬允(せきうまのじょう)」を演じた人はなく、
まっさらな状態だったので、自分らしくやらせてもらったと。
とはいえ、日立の皆さまには、愛されている方なので、
周りの方、キャストの皆さまと一緒になって作らせてもらったと。
井手さんにとっては、初めての主役。
こんな大きな役は初めてで、プレッシャーは半端なかったそうです。
クランクインの1週間前には、吐きそうだったとか。
井手さんは、大学在学中の19歳で「無名塾」に入ったそうで、
現在29歳の今は、11年目。
こんなことを70年も続けている「無名塾」代表の
「仲代達矢」さんはすごいです!と。
今回その師匠「仲代達矢」さんとと共演するわけですが、
公式サイトに、その「仲代」さんとのインタビュー映像があります。
「仲代」さんが喜んでいらっしゃるのが、わかりますね。
「仲代」さんから聞いた「役者としての三つの要素」についても
語ってくださいました。
①【役者としての「血」があるか?】
「血」とは?「才能」のことなんだと思う。
②【運・不運】
その作品と出会う、タイミング。
そしてその作品、さらに、その演出家など。
③【努力】
ちょうどいい時期に、自分が演ずることができる役があるかどうか、
そして監督やそのスタッフに恵まれるかどうか?など。
自分でコントロールできるのは、③の【努力】のみ!
井手さんのご両親は、演劇部のご出身で、先輩後輩の間柄だったとか。
お父様が、「仲代達矢」さんのファンで、
お母様が、「吉川晃司」さんのファンだそうです。
なので今回は、大変親孝行ができたようで、
その様子がわかる動画をどうぞ!
この作品の内容は、地元の日立の方、高齢の方なら
誰でも知っている「大煙突」の話で、
水戸での公開の時には、たくさん来てくださったそうです。
ちょうど同じ日に「ガールズ&パンツァー」も公開だったので、
(この作品の舞台も地元茨城「大洗」だから)
その映画館は、若い人からお年寄りまでごった返しで、
大変なことになっていたそうです。
いずれ、地元の子どもたちにも「ある町の高い煙突」を見てもらって、
郷土の歴史など、くわしく知るきっかけになって欲しいとも。
この「ある町の高い煙突」は、100年前の話で、
古き良き時代の日本映画を思わせるような感じに作られていますが、
テーマの「公害」は、人が関わることで、いさかいがあり、解決に向けて動き、
現代に置き換えることもできる普遍的な作品です。
自分のしたいことよりも、もっと先のことまで考えられる、
相手の対場で物事を考えられる人々が、100年前にもいたということが、
素晴らしいと思う。
地元でロケをした時には、
リアルの「関右馬允」さんを知っている人がまだいらして、
「あんた、目が似てるよ!」などと言われたそうです。
さらに「右馬允」さんのお孫さんがまだご存命で、
現在はおばあちゃんになっているその方に、
「おじいちゃ〜ん」と呼んでもらったそうです。
煙突を作る場面は迫力で、
それが崩れそうになる場面が予告編に出て来ますが、
演出の砂埃などで、撮影は大変だったそうです。
撮影秘話も少しうかがいました。
インタビュー終了後、記念撮影もさせていただきました。
映画を宣伝してくださる会社の「エクラン」の本田さんと。
「静岡東宝会館」の方々と一緒に。
本田さんが撮影しているところをパシャリ!
プレス資料にサインをおねだり。
ありがとうございます。
映画館のポスターにもサインなさってました。
作品を観に行ったら、探してみてくださいね。
予告編は、こちらです。
映画「ある町の高い煙突」公式サイトは、こちら。
Facebookページは、こちら。
井手さん、皆さま、がんばってくださいね!
2019-07-10 10:27
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