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2019.0908(日)山梨県無形民俗文化財 笹子追分人形芝居の公演がありました。 [藤枝市郷土博物館・文学館]

2019年9月8日(日)14:00〜 藤枝市郷土博物館に、
山梨県無形民俗文化財 笹子追分人形芝居保存会の
皆さんがいらっしゃいました。

整備工事が進んでいる藤枝市郷土博物館前です。
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この日は、博物館特別展伝統芸能イベント
笹子追分人形芝居「朝顔日記」が行われました。
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このお芝居を見るのは、無料で、
さらに博物館の展示を観る方は、どなたでも2割引になってました。

さらに、冷たい抹茶とお菓子のセットの呈茶サービスもやってました。
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200円のところ、入館料を払った方は、100円引きでした。

博物館の前の広場のところに、日除けのテントが張られています。
このテント、優れものです!!
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整理券をいただいて、自由席だったので、
一番前の左端の席をゲット。

背景は布製の幕です。
お座敷の書き割りがしてあります。
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お人形のお姫様が、お迎えのおもてなしをしてくれました。
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こちらの娘さんも。
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この娘さん、顔の変化がすごいです。

「笹子追分人形芝居」とても楽しみです。
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江戸時代の頃から300年の歴史があるそうです。
静岡県内で公演するのは、この日が初めて!
博物館協会のセミナー事業として開かれたそうです。
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さあ、いよいよ始まります。

まずは、博物館学芸員の海野さんのご挨拶。
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後ろに並んでいらっしゃるのが、笹子追分人形芝居保存会の皆さん。
この日は、総勢18名!
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はるばる来てくださって、ありがとうございます。
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博物館の藁科館長のご挨拶です。
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「笹子追分人形芝居」は、山梨県大月市笹子町追分地区に伝わる、
淡路の諸座や文楽などと同じ、三人遣い様式の人形芝居で、
義太夫節を伴奏として人形を操る郷土芸能です。
伝来は淡路人形が最盛期の江戸中期、笹子の地に伝わり、
地域の若者により維持、管理、演技を受け継がれていました。
笹子町が宿場町であったころは、旅人の疲れを癒していたとか。
明治時代の二度の水害で、人形や衣装の大部分が流してしまい、
廃絶の危機があったり、戦後の混乱などもありましたが、努力して耐え、
伝統の灯を維持、発展させてきました。
昭和35年に、山梨県の無形民俗文化財に指定され、
県内外で公演、鑑賞会など、
伝統芸能継承のための活動を続けているそうです。

「笹子追分人形保存会」会長の「天野茂仁」さんのご挨拶です。
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まずは、人形の扱い方を解説してくださいました。
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三人一組で、動かすのだそうです。

写真左の方が、「主遣い(おもづかい)」の方。
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左手で頭の下にあるハンドルを持ち、右手で人形の右手を操作します。

左側にいる方が、「左遣い(ひだりづかい)」。
自分の右手で人形の左手を操作します。
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人形が振り返ったりする動きの時は、
右手を伸ばして、人形の動きを妨げないようにします。
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左手は常に後ろ手に回しているようです。
人形の左手のところに見える棒、
「指矩・差し金(さしがね)」で操作しています。
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「差し金で人を動かす」なんて言いますけど、その語源ですね。
真ん中にいる方が、「足遣い(あしづかい)」。
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女性の人形は、着物の裾で足が見えないのですが、
実は、ちょっと失礼!
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このように操作しています。
本当に生きているかのように、自然な動きです。
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右手を伸ばし、
左手を伸ばす。
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大きな動きも
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大胆に。
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3人の息がぴったりです。


深々とお辞儀をしたと思ったら…、
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突然怖い顔に!!
ガブッと噛みそうなので、「ガブ」と呼ぶらしいです。

ここからは、公演終了後の写真です。
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観客の皆さんに、人形を触らせてくれました。
人形の重さはそれぞれですが、だいたい5キロくらいあるそうです。
首を支える棒の脇に、レバーなどがあって、
目を開いたり閉じたりできます。

帰り支度の人形たち。
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ちょっと防災頭巾を反対にかぶっているように見えますが、
大切な人形の顔を、守るためにこのように保護しています。
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山梨県には、人形の頭を作る作家さんがいるそうです。
それ以外のものは、皆さんが手作りしているとか。
笹子追分人形芝居保存会のすごいところは、
メンバーの皆さんが、それぞれ本業の傍ら、
この人形の公演などをしていること。
中には、若い人もいて、伝統を引き継いでくれているのが頼もしいです。

公式twitterは、こちら
紹介しているページは、こちら

公演中の写真を撮影する許可をもらえたので、
公演内容は改めて、記事を書きます。
お楽しみに。
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