2019.1213（金）「藤枝シネ・プレーゴ」で映画「カツベン！」初日を観ました。

２０１９年１２月１３日（金）「藤枝シネ・プレーゴ」で、
映画「カツベン！」初日を観ました。



「周防正行」監督、最新作です。
周防監督の作品は、好きです。
といっても観たのはこれくらい。
下線のあるものは、ブログ内でレビューを書いています。

シコふんじゃった。（1991年）
Shall we ダンス?（1996年）
終の信託（2012年）
舞妓はレディ（2014年）
カツベン!（2019年）

さあ、新作「カツベン！」は、どうでしょうか？
おもしろかったです。

舞台は約100年前、大正時代の日本映画草創期のお話。
ぱらぽんの年代は、正直、活動弁士が語る映画は見たことないです。
でも、昭和30年代には、「エノケン」がいました。
弁士のいる「活動写真」の気配は、まだありました。
エンディングの奥田民生さんが歌う「カツベン節」は、
「東京節」のメロディーですが、
歌詞は、脚本の「片島章三」氏が書き換えたオリジナルだそうです。
元々の曲は、アメリカの「ジョージア行進曲」なんですってね。
どうしても、
………ノギッチョンチョンデ　パイノパイノパイ…
になっちゃいますね〜。
実に楽しいエンディングです。

映画館の様子は、
福島県福島市の重要文化財である旧広瀬座を始め、
岐阜県下呂市の芝居小屋「白雲座」「鳳凰座」などで
撮影されたそうです。
芝居小屋が残っていてよかったですね。

主役の「成田凌」くんと「黒島結菜」さん、よかったです。
さらに、周りの役者さんたちの芸達者なこと！
作品内の無声映画もあたらめて撮影しているそうで、
誰が誰なのか？探りながら観るもの楽しいです。
できたら、弁士が語る活動写真を見たことがある人と
一緒に見ると何倍も楽しいでしょうね〜。

公式サイトは、こちら。

現在、「藤枝シネ・プレーゴ」と「静岡東宝会館」では、
上映前の予告編の前に、「藤枝市をPRするCM映像」が流れます。
時間通りに会場に入り、そちらもぜひご覧くださいね。
撮影した時の様子は、こちらで。