2020.0114(火)白子名店街に1964年当時の商店街の様子を聴きに行きました。 [タイムスリップ!1964]
2020年1月14日(火)夕方 劇団「愛染屋」の代表Rさんと、
白子名店街に1964年当時の商店街の様子を聴きに行きました。
まず伺ったのは、「パルつちや」さん。
もともとは、宝飾や時計を扱うお店ですが、ご主人は歴史にも造詣が深く、
徳川家康公ゆかりの白子町の成り立ちについてもお詳しい方です。
最近では、「買い物弱者支援の店」と称して、
地場産の新鮮野菜を店頭で販売しています。
ご主人は、当時高校生で、妹さんは4歳だったそうです。
当時は高度成長期になる前で、道はまだ砂利道、信号機もなかったそうです。
洗濯はたらいに洗濯板で、冷蔵庫の代わりにおが屑で氷を包んでいた。
テレビはまだない家が多く、近所の床屋に相撲を見に行った。
みんな貧乏だったから、そんなに苦にはならなかった。
商店街ができたのが1967年7月3日、法人「振興組合藤枝名店街」といった。
道路が舗装され、6m道路から9m道路に、そして車社会になった。
1968年「ユニー」ができた。その前は「ほていや」さらにその前は「主婦の店」だった。
妹さんのお話。
市川崑監督の映画「東京オリンピック」を、小学校6年の時に
小学校の映画教室で、近くの「テアトル」という映画館にみんなで観に行ったそうです。
次に伺ったのは、「かぎや糸店」さん。
針、糸、手芸品はもちろんですが、さらに情報の宝庫。
困ったことがあれば、この店に立ち寄り相談すると、
看板娘のお二人があれやこれや面倒を見てくれる商店街の便利屋さんです。
奥さんは、川根・千頭のご出身で、
1964年当時は、高校を卒業して静岡市で働いていたころ。
お嫁に来る前だったから当時の白子商店街の様子は分からないそう。
1964年10月1日、新幹線開通の日、朝7時に
おじさんのお見送りに静岡駅まで行き、入場券を買ってホームに入り、
始発の新幹線を観たそうです。
イベント「タイムスリップ!1964」の演劇のロケハンを兼ねて、
当時のオリンピックで盛り上がっている商店街の話を伺えるかと思って訪ねましたが、
ちょっと予想に反してオリンピックの話はあまり拾えませんでした。
イベント当日に行うパフォーマンスのために話を聴きに行っているつもりでしたが、
このように「お店を訪ねて、挨拶をして、お話を聴くこと」
それがとても大切に思えてきました。
若きRさんが一緒に行ってくれて、
話を聴いたり、店構え・店内の商品・店主の人となりなどに興味を持ってくれたこと、
これこそが今回やろうとしている商店街活性化の最初の鍬入れのような気がしました。
このイベントの本番も大事ですが、その準備のために、
脚本家や演劇をする学生さんたちが
「商店街を廻って、商店街のおじさんおばさんと話をする」
そのことがこの事業の本質であると気づきました。
「藤枝宿世代をつなぐ商店街づくり実行委員会」が行う、
「1964年にタイムスリップ! 記憶をめぐる藤枝宿商店街活性化劇場」ですから。
商店街の皆さんと、若者たちのコミュニケーション、
そしてそこから始まる化学変化が楽しみです!
白子名店街に1964年当時の商店街の様子を聴きに行きました。
まず伺ったのは、「パルつちや」さん。
もともとは、宝飾や時計を扱うお店ですが、ご主人は歴史にも造詣が深く、
徳川家康公ゆかりの白子町の成り立ちについてもお詳しい方です。
最近では、「買い物弱者支援の店」と称して、
地場産の新鮮野菜を店頭で販売しています。
ご主人は、当時高校生で、妹さんは4歳だったそうです。
当時は高度成長期になる前で、道はまだ砂利道、信号機もなかったそうです。
洗濯はたらいに洗濯板で、冷蔵庫の代わりにおが屑で氷を包んでいた。
テレビはまだない家が多く、近所の床屋に相撲を見に行った。
みんな貧乏だったから、そんなに苦にはならなかった。
商店街ができたのが1967年7月3日、法人「振興組合藤枝名店街」といった。
道路が舗装され、6m道路から9m道路に、そして車社会になった。
1968年「ユニー」ができた。その前は「ほていや」さらにその前は「主婦の店」だった。
妹さんのお話。
市川崑監督の映画「東京オリンピック」を、小学校6年の時に
小学校の映画教室で、近くの「テアトル」という映画館にみんなで観に行ったそうです。
次に伺ったのは、「かぎや糸店」さん。
針、糸、手芸品はもちろんですが、さらに情報の宝庫。
困ったことがあれば、この店に立ち寄り相談すると、
看板娘のお二人があれやこれや面倒を見てくれる商店街の便利屋さんです。
奥さんは、川根・千頭のご出身で、
1964年当時は、高校を卒業して静岡市で働いていたころ。
お嫁に来る前だったから当時の白子商店街の様子は分からないそう。
1964年10月1日、新幹線開通の日、朝7時に
おじさんのお見送りに静岡駅まで行き、入場券を買ってホームに入り、
始発の新幹線を観たそうです。
イベント「タイムスリップ!1964」の演劇のロケハンを兼ねて、
当時のオリンピックで盛り上がっている商店街の話を伺えるかと思って訪ねましたが、
ちょっと予想に反してオリンピックの話はあまり拾えませんでした。
イベント当日に行うパフォーマンスのために話を聴きに行っているつもりでしたが、
このように「お店を訪ねて、挨拶をして、お話を聴くこと」
それがとても大切に思えてきました。
若きRさんが一緒に行ってくれて、
話を聴いたり、店構え・店内の商品・店主の人となりなどに興味を持ってくれたこと、
これこそが今回やろうとしている商店街活性化の最初の鍬入れのような気がしました。
このイベントの本番も大事ですが、その準備のために、
脚本家や演劇をする学生さんたちが
「商店街を廻って、商店街のおじさんおばさんと話をする」
そのことがこの事業の本質であると気づきました。
「藤枝宿世代をつなぐ商店街づくり実行委員会」が行う、
「1964年にタイムスリップ! 記憶をめぐる藤枝宿商店街活性化劇場」ですから。
商店街の皆さんと、若者たちのコミュニケーション、
そしてそこから始まる化学変化が楽しみです!
2020-01-22 18:29
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