2020.0207（金）藤枝市の「乗合交通システム実証実験」説明会に出かけてみました。

２０２０年２月７日（金）19:00〜　藤枝市の新しい取り組み、
「ICTを活用した乗合交通システム実証実験」の説明会が、
藤枝市音羽町の原会館にて行われました。



この取り組みは、藤枝市が
ICT（Infomation and Communication Technology：情報通信技術）
を活用して、より安心快適・便利に暮らすことができるまち
「スマートシティ」の実現に向けて行う事業の一つで、
将来の新たな公共交通の構築に向けて実施するものだそうです。
そのモデル地区として、音羽町が選ばれました。
このエリアは「志太温泉線」が運行されていますが、
この路線は、藤枝駅〜音羽町〜藤枝市役所を循環している路線ですが、
藤枝市立総合病院は立ち寄りません。
そのため、バスで病院に行くには乗り換えなくては行けません。
実情は、自家用車で行く人が多いと思われます。
このところ、藤枝市立総合病院の駐車場に入庫するための車で、
周辺道路が渋滞することが問題になっており、
職員の駐車場を離れたところに設置するなど、
対策を立てて、少し改善されていると聞いていますが、
今後を考えると、新たな交通システムが必要ということで、
いろいろな可能性を考えながら行われる実証実験だとか。
ぱらぽんは、モニターに申し込んでみたので、
この夜の説明会に参加したわけです。
＊事前に許可を得て、写真撮影・ブログ掲載の許可をもらって書いております。

藤枝市役所の「ICT推進室」と「公共交通政策室」の皆さん


配られた資料です。

この取り組みは、SoftBank と TOYOTA が
新しいモビリティサービスの構築に向けて戦略的提携をし、
新会社「MONET（モネ） Technologies」を設立、
共同事業をしているそうな。

実証実験のイメージ、乗合タクシーの乗降場所、

実証実験はどんな風に、何をすればいいのかを聞きました。
「MONETアプリ」の使い方を聞きます。

この実験に参加するには、スマートフォンが必須です。
実はぱらぽんの携帯は、容量がいっぱいいっぱいでしたが、
この度、偶然なることから「ipad」を手に入れまして、
さっそくこちらにダウンロードしてみました。
何とかできました。

他の参加者の皆さんも、スマホにアプリをダウンロードしています。

スタッフの皆さんが手取り足取りしてくれるので、
皆さんじょうずにできました。

この実証実験は、音羽町地区から、スマホを使って、
自分が行きたい時間を指定して、乗合タクシーを予約するもの。
出発地、目的地、日時、人数を入れて、申し込みます。

同じ時間帯に他の人も申し込んでいる場合、
AI（人工知能）が、最適な順番とルートを計算して、
自宅前までお迎えに来てくれるというのです。
モニターの皆さんは、この実証実験を２月１２日から２８日までの期間に、
数回利用してみてください、とのこと。
いろいろな人がそれぞれにニーズで使うことによって、
いろいろなケースを検証するということらしいです。
行く先は、藤枝市立総合病院のみです。
また、モニターをしてみたら、レポートします。

これは実証実験なので、このシステムがすぐに導入されるとは限りません。
いろいろやってみて、検証するそうです。
別な実験として、買い物利用のケースなども検討中だとか。

もし、この実験に参加してみたい方は、
藤枝市役所の「ICT推進室」にお問い合わせください。
TEL [phone]