2020.0814(金)藤枝シネ・プレーゴで、映画「ドキュメンタリー沖縄戦」初日を観ました。 [映画館へ行こう!]
2020年8月14日(金)12:05〜「藤枝シネ・プレーゴ」で、
映画「ドキュメンタリー沖縄戦」初日を観ました。
1番スクリーンです。
太田隆文監督は、過去に作られた作品が公開されるときには、
「藤枝シネ・プレーゴ」に舞台挨拶にいらっしゃったことがありました。
2017.0205(日)「青い青い空」
2015.1003(土)「向日葵の丘 1983年・夏」
今回は、新型コロナウィルスが蔓延していることと、
太田監督がお忙しいこともあって、
藤枝での初日舞台挨拶は、叶いませんでした。
ぱらぽんがこの作品のことを知り、いつか観たいと思いながら、
疑問に思っていたこと、監督にお目にかかれたら訊いてみたいことが
いくつかありました。それは…、
①「沖縄戦」について、あまりくわしくなかったと仰る太田監督が、
なぜ、沖縄戦を撮ろうと思われたのか?そのきっかけは?
②この作品に使われた記録フィルムはどのようにして手に入れたのか?
太田監督は、若いころに、ジョージ・ルーカス監督も学んだ
南カリフォルニア大学(USC)の映画科で学ばれているので、
アメリカ本国に伝手があるのかしら?と思っておりました。
その謎は、沖縄の「桜坂劇場」で行われた舞台挨拶で、
監督が話してくださっているので、解けました。
太田監督の許可をいただいて、その様子をご紹介いたします。
沖縄舞台挨拶 @桜坂劇場 (2020.0808 約30分)
ここで語られていますが、
*はじめは映画ではなく教材としてを作る予定だったと。
*体験者の話を聴いて、映像に残そうと。そこから始まった。
3年間で8回、渡沖した。
そのうち体験者以外=専門家の話も聴こうということになり、
さらに、現在の沖縄についても紹介したい。
公文書館に行ってみると、当時のアメリカ軍が撮影した記録フィルムがあると。
それを使わせてもらえることになった。
一つ一つ観ていくしかない。
英文と日本語と、ニュアンスが違う。
それを理解しながら読み進め、
ナレーションは、宝田明さんと、斉藤ともこさんがやってくれることに。
*いろいろな人を紹介してもらえた。
*昨年の12月に、沖縄で完成披露試写会をやった。
とても反響があった。
*沖縄のことはなかなか他に伝わらない。
*デニー知事も観てくださった。
*県外の人がこれを作ってくれたのがうれしい、と言われた。
反響があり、全国展開できるようになった。
というようなことを話されています。
他のエリアでの、舞台挨拶も動画で見せていただきました。
東京初日挨拶 @新宿、Ksシネマ(2020.0725 :10分)
*アメリカが沖縄について、初めて調査したのは、
ペリー提督が、浦賀に来たとき!?
大戦の100年以上も前に、アジアにおける沖縄の存在価値を認識していた、と。
京都初日挨拶 @京都 (2020.07 約11分)
*エンドロールの献辞「In Memory of 西池文生さん(1962〜2017)」
この作品が生まれるきっかけは、鳥取のお寺の住職・西池さんが、
西本願寺の担当者とともに「沖縄慰霊の日(6/23)」に戦跡を訪ねたこと。
その経緯は、こちらの記事でも。
*インタビューでお話された方々は、ベストメンバーだった!
*1時間45分で、「沖縄戦」の全貌が分かる!
大阪初日挨拶 @大阪第七藝術劇場 (2020.0801 約37分)
*「朝日のあたる家」からのつながり
*ゼロからスタートした。興味を持てるように作る!
*いろいろな人にあって、お話を聴く。心に刺さる話。
*映像=証言で伝えることで、よく伝わる。
*客観的な意見も必要=専門家の話も入れよう。
*「太田昌秀」元知事が行った「1フィート運動」で集めたフィルム
*戦争をいろいろな角度から見ることができる。
「1フィート運動」
その名前は聞いたことはありました。
客観的な記録を保存しておくことは大事、それも分かります。
でも、そのような記録を使って、このような作品が生まれること、
そんなことができるのは、意外でした。
元太田知事たちの活動があり、
「沖縄公文書館」があったからこそのお話です。
さらに、作品の中には、前沖縄知事「翁長 雄志」さんも映像の中に出てきます。
ドキュメンタリーなので、証言者の語り以外は、
淡淡と、その2年間の記録映像と専門家の解説で描かれています。
だからこそ、その厳しさが迫ってきます。
自分が、何も知らなかったんだなあと実感しました。
「パンフレット」も買いました。お手頃価格の500円でした。
「パンフレット」には、
この作品「ドキュメンタリー沖縄戦」が作られることになったきっかけ
スタッフの紹介
証言者・専門家の紹介
沖縄戦の図解(映画に出てくる取材先の紹介)
沖縄戦ヒストリー(1944年7月〜1945年9月)
感想コメント
などが書かれています。
パンフレットを読み、頭を整理して、
公開中にもう一度観たいと思いました。
「藤枝シネ・プレーゴ」では、8月20日(木)までは、
1日に2回上映されます。
それ以降は、1日に1回の上映になるそうなので、
時間を選べる、今のうちにご覧ください。
コロナ禍で、いろいろな制限がされている現在。
帰省も、旅行もできないじゃん!とお思いの方!
映画館で「ドキュメンタリー沖縄戦」をご覧になってはいかがでしょう?
いかに、我々が、自由に、生活できているかを感じられると思います。
そして、広い知識を持つことが、自分達を守れるのだということも。
教育は、とても大事。
親子で、もしくは3世代で、ご覧になって、
話をしてみるのも、よろしいかと思います。
映画「ドキュメンタリー沖縄戦」初日を観ました。
1番スクリーンです。
太田隆文監督は、過去に作られた作品が公開されるときには、
「藤枝シネ・プレーゴ」に舞台挨拶にいらっしゃったことがありました。
2017.0205(日)「青い青い空」
2015.1003(土)「向日葵の丘 1983年・夏」
今回は、新型コロナウィルスが蔓延していることと、
太田監督がお忙しいこともあって、
藤枝での初日舞台挨拶は、叶いませんでした。
ぱらぽんがこの作品のことを知り、いつか観たいと思いながら、
疑問に思っていたこと、監督にお目にかかれたら訊いてみたいことが
いくつかありました。それは…、
①「沖縄戦」について、あまりくわしくなかったと仰る太田監督が、
なぜ、沖縄戦を撮ろうと思われたのか?そのきっかけは?
②この作品に使われた記録フィルムはどのようにして手に入れたのか?
太田監督は、若いころに、ジョージ・ルーカス監督も学んだ
南カリフォルニア大学(USC)の映画科で学ばれているので、
アメリカ本国に伝手があるのかしら?と思っておりました。
その謎は、沖縄の「桜坂劇場」で行われた舞台挨拶で、
監督が話してくださっているので、解けました。
太田監督の許可をいただいて、その様子をご紹介いたします。
沖縄舞台挨拶 @桜坂劇場 (2020.0808 約30分)
ここで語られていますが、
*はじめは映画ではなく教材としてを作る予定だったと。
*体験者の話を聴いて、映像に残そうと。そこから始まった。
3年間で8回、渡沖した。
そのうち体験者以外=専門家の話も聴こうということになり、
さらに、現在の沖縄についても紹介したい。
公文書館に行ってみると、当時のアメリカ軍が撮影した記録フィルムがあると。
それを使わせてもらえることになった。
一つ一つ観ていくしかない。
英文と日本語と、ニュアンスが違う。
それを理解しながら読み進め、
ナレーションは、宝田明さんと、斉藤ともこさんがやってくれることに。
*いろいろな人を紹介してもらえた。
*昨年の12月に、沖縄で完成披露試写会をやった。
とても反響があった。
*沖縄のことはなかなか他に伝わらない。
*デニー知事も観てくださった。
*県外の人がこれを作ってくれたのがうれしい、と言われた。
反響があり、全国展開できるようになった。
というようなことを話されています。
他のエリアでの、舞台挨拶も動画で見せていただきました。
東京初日挨拶 @新宿、Ksシネマ(2020.0725 :10分)
*アメリカが沖縄について、初めて調査したのは、
ペリー提督が、浦賀に来たとき!?
大戦の100年以上も前に、アジアにおける沖縄の存在価値を認識していた、と。
京都初日挨拶 @京都 (2020.07 約11分)
*エンドロールの献辞「In Memory of 西池文生さん(1962〜2017)」
この作品が生まれるきっかけは、鳥取のお寺の住職・西池さんが、
西本願寺の担当者とともに「沖縄慰霊の日(6/23)」に戦跡を訪ねたこと。
その経緯は、こちらの記事でも。
*インタビューでお話された方々は、ベストメンバーだった!
*1時間45分で、「沖縄戦」の全貌が分かる!
大阪初日挨拶 @大阪第七藝術劇場 (2020.0801 約37分)
*「朝日のあたる家」からのつながり
*ゼロからスタートした。興味を持てるように作る!
*いろいろな人にあって、お話を聴く。心に刺さる話。
*映像=証言で伝えることで、よく伝わる。
*客観的な意見も必要=専門家の話も入れよう。
*「太田昌秀」元知事が行った「1フィート運動」で集めたフィルム
*戦争をいろいろな角度から見ることができる。
「1フィート運動」
その名前は聞いたことはありました。
客観的な記録を保存しておくことは大事、それも分かります。
でも、そのような記録を使って、このような作品が生まれること、
そんなことができるのは、意外でした。
元太田知事たちの活動があり、
「沖縄公文書館」があったからこそのお話です。
さらに、作品の中には、前沖縄知事「翁長 雄志」さんも映像の中に出てきます。
ドキュメンタリーなので、証言者の語り以外は、
淡淡と、その2年間の記録映像と専門家の解説で描かれています。
だからこそ、その厳しさが迫ってきます。
自分が、何も知らなかったんだなあと実感しました。
「パンフレット」も買いました。お手頃価格の500円でした。
「パンフレット」には、
この作品「ドキュメンタリー沖縄戦」が作られることになったきっかけ
スタッフの紹介
証言者・専門家の紹介
沖縄戦の図解(映画に出てくる取材先の紹介)
沖縄戦ヒストリー(1944年7月〜1945年9月)
感想コメント
などが書かれています。
パンフレットを読み、頭を整理して、
公開中にもう一度観たいと思いました。
「藤枝シネ・プレーゴ」では、8月20日(木)までは、
1日に2回上映されます。
それ以降は、1日に1回の上映になるそうなので、
時間を選べる、今のうちにご覧ください。
コロナ禍で、いろいろな制限がされている現在。
帰省も、旅行もできないじゃん!とお思いの方!
映画館で「ドキュメンタリー沖縄戦」をご覧になってはいかがでしょう?
いかに、我々が、自由に、生活できているかを感じられると思います。
そして、広い知識を持つことが、自分達を守れるのだということも。
教育は、とても大事。
親子で、もしくは3世代で、ご覧になって、
話をしてみるのも、よろしいかと思います。
2020-08-14 22:36
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