ギャラリー散歩 vol.271「渥美圭亮の幻視」展 @ 鴨江ヴンダーカンマー [ギャラリー散歩]
2020年10月29日(木) 浜松市中区鴨江の
「 鴨江ヴンダーカンマー」にて行われている
「渥美圭亮の幻視」展を見てきました。
渥美圭亮(1947~2010)さんは、大正2年に創業された「渥美ゴザ屋」3代目で、
発泡スチロールや段ボール、ガラス瓶など、日常的な廃材を使って、
黙々と創り上げた造形作品を作っていらした方です。
亡くなられてから、その作品が注目されるようになったそうです。
2020年8月に発行された「大和書房」刊
「小林瑞恵」著「アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術」
この本に「渥美圭亮」氏のことが掲載された記念に
開催された展示です。
2009年に鴨江の旅館街に移転した雑貨屋「渥美ゴザ屋」。
その4代目「渥美亮一」さんが、紹介してくださったので、
いつか行きたいと思っていた展示で、その想いが叶いました。
会場となっているのが「渥美ゴザ屋」さんから、徒歩5分、
鴨江観音近くの、怪奇骨董秘宝館「鴨江ヴンダーカンマー」さん。
オーナーの西川さんが案内してくれました。
入口にサトちゃんのようなシュールな象が…!?
「鴨江ヴンダーカンマー」
Wunderkammer は、ドイツ語で「驚異の部屋」?
まさに、たしかに、そういうところでした。
10月の企画展「渥美圭亮の幻視」
撮影・掲載許可をいただいたので、少しご紹介させていただきます。
発泡スチロールに和紙を貼って、作られているそうです。
ガラスは、ワインなどの空き瓶の底。
エッジを磨いて、針金で固定して作られているランプ。
余談ですが、こちらにあった別の作品の話になり、
う〜ん、どこかでそのようなものを見た!
と思ったら、こちらでした。
札幌の「坂ビスケット」に併設されている記念館のようなところ。
そこで作品を作っていた方の作品でした。
どこか、つながるものを感じて、妙に納得!
あらためて、芸術のパワーを感じました。
「鴨江ヴンダーカンマー」さん、
11月の企画展は、「おめんの多面展」
2020年11月15日(土)〜29日(日)
さらに余談ですが…、
子どものころ、鴨江観音の縁日のことを「おかもえ」と呼んでいました。
お彼岸のお参りの帰りに、ハッカパイプなどを買ってもらえると
うれしかったのですが、境内の中に、見世物小屋があったり、
片隅に白装束の傷痍軍人の方が座っていて、
アコーディオンで、もの哀しい曲などを演奏していたことが思い出されます。
派手なピンクやみどりの色を付けたひよこなども、売っていました。
何でわざわざ、あんな色を付けたんだろう?
「おかもえ」には、そういうちょっと切ないイメージがある。
なんか、ちょっと「いけない」ようなそんな気分。
ちょっと不安で、なんか不思議な…、
それこそ Wunderbar ! な 世界だわ〜 。
「 鴨江ヴンダーカンマー」にて行われている
「渥美圭亮の幻視」展を見てきました。
渥美圭亮(1947~2010)さんは、大正2年に創業された「渥美ゴザ屋」3代目で、
発泡スチロールや段ボール、ガラス瓶など、日常的な廃材を使って、
黙々と創り上げた造形作品を作っていらした方です。
亡くなられてから、その作品が注目されるようになったそうです。
2020年8月に発行された「大和書房」刊
「小林瑞恵」著「アール・ブリュット 湧き上がる衝動の芸術」
この本に「渥美圭亮」氏のことが掲載された記念に
開催された展示です。
2009年に鴨江の旅館街に移転した雑貨屋「渥美ゴザ屋」。
その4代目「渥美亮一」さんが、紹介してくださったので、
いつか行きたいと思っていた展示で、その想いが叶いました。
会場となっているのが「渥美ゴザ屋」さんから、徒歩5分、
鴨江観音近くの、怪奇骨董秘宝館「鴨江ヴンダーカンマー」さん。
オーナーの西川さんが案内してくれました。
入口にサトちゃんのようなシュールな象が…!?
「鴨江ヴンダーカンマー」
Wunderkammer は、ドイツ語で「驚異の部屋」?
まさに、たしかに、そういうところでした。
10月の企画展「渥美圭亮の幻視」
撮影・掲載許可をいただいたので、少しご紹介させていただきます。
発泡スチロールに和紙を貼って、作られているそうです。
ガラスは、ワインなどの空き瓶の底。
エッジを磨いて、針金で固定して作られているランプ。
余談ですが、こちらにあった別の作品の話になり、
う〜ん、どこかでそのようなものを見た!
と思ったら、こちらでした。
札幌の「坂ビスケット」に併設されている記念館のようなところ。
そこで作品を作っていた方の作品でした。
どこか、つながるものを感じて、妙に納得!
あらためて、芸術のパワーを感じました。
「鴨江ヴンダーカンマー」さん、
11月の企画展は、「おめんの多面展」
2020年11月15日(土)〜29日(日)
さらに余談ですが…、
子どものころ、鴨江観音の縁日のことを「おかもえ」と呼んでいました。
お彼岸のお参りの帰りに、ハッカパイプなどを買ってもらえると
うれしかったのですが、境内の中に、見世物小屋があったり、
片隅に白装束の傷痍軍人の方が座っていて、
アコーディオンで、もの哀しい曲などを演奏していたことが思い出されます。
派手なピンクやみどりの色を付けたひよこなども、売っていました。
何でわざわざ、あんな色を付けたんだろう?
「おかもえ」には、そういうちょっと切ないイメージがある。
なんか、ちょっと「いけない」ようなそんな気分。
ちょっと不安で、なんか不思議な…、
それこそ Wunderbar ! な 世界だわ〜 。
2020-10-29 23:40
nice!(0)