「2017年 なつやすみ しゅくだいひろば」を見学してきました。

２０１７年７月３０日（日）１０：００〜１６：００
前々から、一度行きたいと思っていた「しゅくだいひろば」にお邪魔しました。



「しゅくだいひろば」というのは、
焼津市には外国にルーツを持つ子どもたちが多く住んでいて、
言葉の問題から、小中学校での勉強に苦労する子が多いようです。
「多文化共生を考える焼津市民の会　いちご」では、
県立大や静大の先生とその学生、県内各地の高校生、
教育関係者、地域住民などの協力を得て、
外国から来た子どもたちに、日本語や学校の宿題を教えたり、
リクリエーション体験やみんなで仲良く遊ぶ機会を作っています。
夏・冬・春休みなど長期の休みに行うのが「しゅくだいひろば」です。
会場となったのは、「大井川公民館」。


思っていたより、たくさんの人がいました。


スケジュールはこんな感じです。


まずは、開会式。

進行は、「多文化共生を考える焼津市民の会　いちご」代表の谷澤さん。
タガログ語と英語に訳してくださるのが、MARIさんで、
県立大のタガログ語教師をなさっています。

午前中は、しゅくだい（お勉強）をします。

日本の学校から出された夏休みの宿題を、
お兄さんやお姉さんに教わりながら取り組んでいました。

「絵画教室」は終日やっていました。


お子さんたちのアップの写真は撮れないので、
お昼の支度をしている調理室へ行ってみました。

食材は、「フードバンクふじのくに」さんから支援を受けているそうです。

この日の食材が、こちら。何でしょう？これは？

すごいですね｡イタリア製のパスタですって！

こちらは、アルファ米の炊き出しセット。

防災訓練で見かけるモノです。

こちらも、防災用品の「カレーピラフ」。

お湯を入れるだけで食べられます。

ブロッコリーとウィンナーは、

もう茹でてありました。

サレジオ高校の山田先生が、パスタ担当のご様子。

大きな鍋に塩を投入！やる気満々です。

パスタを入れて１１分。

ゆでこぼして、

ナポリタン用の味付け調味料で炒めます。

色鮮やかで美味しそう。
トッピング用にミートソース。

レンジで加熱します。


盛りつけましょう！


たくさんですね〜。

美味しそうです。


こちらは、デザート用のかき氷。
今年度「いちご」を支援してくださっている
「焼津南ロータリークラブ」の方々の振る舞いだそうです。

シロップもスタンバイ！


お水を飲みたい人はこちらで。

紙コップに名前を書いてくださいね。

みんなでお昼をいただきました。

午後からは、レクリエーションです。



「調理実習」は調理室で、クッキーを作ります。





焼津南ロータリークラブの皆さんが、先ほどの「かき氷」と、

「わりばし鉄砲」を担当してくれました。

みんな真剣です。

「コーラス＆ダンス」は、静岡で活動しているフォークデュオ「ホトリカ」さんたちと
サレジオ高校の皆さん。

ドラえもんやアンパンマンの歌を歌っていました。


「バルーンアート」をやってくれたのは「ドラゴン」さん。

みんな夢中です。

こちらは、お土産用のモノ。

後でもらえます。わくわくします。


「紙コップタワー」は、谷澤さんが担当。

紙コップは9000個もあるんですって！

みんなで作るとすごいね。

どんどんすごくなっていました。

「数学ペーパークラフト」は山田先生。

さあ、なんでしょう？

この線で切って、

山折り、谷折りをすると

のりしろを貼り付けると、

このようなモノが…。

なぜか？ぐるんぐるんするんですよ。

最後には、片付けて、おやつを食べます。

サレジオ高校のお姉さんと「ホトリカ」さん、堀さんが歌ってくれて、

皆さん、楽しかったですね。
最後に記念撮影をしましょう！


この日の参加者は、

子ども51人、大人74人でした。

帰る前に「修了証」を発行してもらえます。

用意してくれたお土産も忘れずにね。


次回は「冬休み」、また会いましょう！

どなたでも参加、見学大歓迎です。

この活動に興味のある方は、
「多文化共生を考える焼津市民の会　いちご」のサイトをご覧ください。