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「リビング静岡 」6/16号の「こんにちは」で、「くの弦楽器工房」の「久野文彰」さんを紹介できました。  [「リビング静岡」]

2018年6月16日(土)発行の「リビング静岡」の「こんにちは」で、
「くの弦楽器工房」の「久野文彰」さんを紹介できました。 

スクリーンショット 2018-06-13 21.37.48.png

「くの弦楽器工房」の公式サイトは、こちら

久野さんの工房のことを最初に教えてくれたのは、
ご自身もバイオリンを弾く若き友人「安江陽壱」さん。
安「藤枝市内にバイオリンの工房ができたんですよ!」
ぱ「え〜っ!ほんとに???バイオリンの工房、見てみたいなあ」
安「じゃあ、今度毛替えするとき、ご一緒しましょう!」
と言ってもらっていたのですが、それより先に、
仲良くさせてもらっているピアニストの「岐部昭子」さんが、
かつて娘さんが使っていたバイオリンを
久野さんに診てもらうと聞いたので、
お供させてもらうことになりました。

最初に「くの弦楽器工房」にお邪魔したのは、
2018年5月22日(火)。
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久野さんに楽器の状態を見てもらっている昭子さん。
許可を得て、撮影させてもらいました。

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映画「耳をすませば」の聖司くんの工房のようです。
(久野さん、失礼だったらごめんなさいね。)

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久野さんの説明を聞く昭子さん。

久野さんが今の楽器の状態を説明してくださり、
今後どのように演奏するかどうか?
修理をするとしたら、何をどうのように修理するか?
それにはいくら掛かるか?
などを、一つ一つ具体的に算出してくれて、
修理方法を決めていきます。

修理の金額は、一つ一つ参考価格があります。
くわしくは、こちらで。

工房の様子も撮影させてもらいました。

修理中の楽器たち。
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弓に張られる馬の毛です。
初めて見ました。
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美しい!
右側の黒い毛のものは、未使用のもので、
最初は変な癖がつかないように、このように縛られているのですって。
使い始めるときは、左の白い毛のように、
解き放たれるそうです。

工具も美しい。
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ヤスリたち。
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久野さんは、修理だけでなく、バイオリンの製造もなさっています。
途中の作品を見せていただきました。
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丁寧に削って、この形を作って行くのですね。

ヘッド(とお呼びしていいのかしら?)の部分。
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もうすでにぐるぐるの片鱗が…!?

それでも、この楽器がどの様にできあがっていくのかを
想像するとワクワクします。

こちらは、弓を収納するケース。
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こんなにたくさん入れられるんですね。
一つ一つの弓の装飾も素晴らしい。
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この糸の材質で、重さを調整したり、
この弓の個性を出せるのだそうです。

数日後、昭子さんの楽器の修理が終わって、
引き取りに行くと聞いたので、またもや付いて行きました。

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おお〜!素晴らしい。

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構えてみる昭子さん。

今回は、弓の「毛替え」をしたので、演奏するその前に!!
「毛替え」をしたばかりの弓は、松ヤニを塗るのだそう。
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この茶色の丸いものが、松ヤニです。
毛のところを松ヤニの上で滑らせて。
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調弦しています。
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いいですね〜。
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演奏の様子は、いずれまた!

久野文彰さん、岐部昭子さん!
見学させていただき、ありがとうございました。
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玄関のところには、このような看板が!!
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問い合わせをして見たい方は、こちらへ。
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