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2020.0529(金)ギャラリー散歩 vol.267「開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎」展 @ 静岡県立美術館 [ギャラリー散歩]

2020年5月29日(金)友人のれいこさんが、
「お休みをとったので『バウハウス展』に行かない?」と誘ってくれたので、
非常事態宣言も解除されたことだし、繰り出しました。

出かけたところは、静岡県立美術館です。
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まずは、駐車場に車を停めて、プロムナードをお散歩。
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そして、あらかじめテイクアウトしておいた
「炭焼きハンバーグ&お野菜 グラッチェ」さんの「グラッチェハンバーガー」
ランチしてから、静岡県立美術館に向かいました。

『バウハウス』が開校されたのが、1919年。
開校100年を記念して開かれたのがこの展示だそうです。
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「きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎ー」

そういえば、『バウハウス』の展示を以前観たことがあるような…。
そうでした!それは2008年!
東京の上野公園にある「東京藝術大学大学美術館」で観たのでした。
そのときの展示は、『バウハウス・デッサウ展』でした。
探してみたら、その時のチラシが取ってありました。
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『バウハウスとは何か?』
そのチラシの説明がわかりやすかったので、抜粋して紹介しておきます。
『バウハウス』は、第一次世界大戦後の1919年に、
ドイツのヴァイマールに誕生した造形芸術学校。
ヴァイマール、デッサウ、ベルリンと拠点を変え活動しましたが、
1933年、ナチスの台頭とともに閉校を余儀なくされました。
トータルで14年しか存在し得なかった『バウハウス』ですが、
実験精神に満ちあふれたこの学校は、
工芸、写真、デザイン、美術、建築など、造形教育に革新をもたらし、
今日に至るまでアートとデザインに大きな影響を及ぼしているとか。

『バウ』はドイツ語で「建築」という意味。
建築家「ヴァルター・グロビウス」は、バウハウス設立宣言に
「あらゆる造形活動の最終目標は建築である」と述べ、
身の回りの日用品から建築にいたるまで、
「芸術」と「技術」を統一して造形活動を行うことを目標としたそうです。

1933年までの14年間しか開校してなかった『バウハウス』が
今でも影響力を持っているのはなぜでしょうか?
先のチラシによると、
理由1:世界のビッグネームが先生だった!
理由2:バウハウスのデザインは今も現役です!
理由3:世界中の美術教育に与えた影響力!
なのだそう。

2019年に『バウハウス』は開校100年を迎え、
今回の展示では、学校としての『バウハウス』に焦点をあてるもので、
基礎教育で教師たちが試みた授業を中心に、各教師の授業内容を紹介。
その一部を体験するコーナーを設ける予定だったそうですが、
残念ながら、新型コロナウィルスの感染拡大予防のために、
体験の部分はできなくなりました。とても残念!

今回、コロナ禍で世界中の文化人・芸術家たちも大変な目に遭っていますが、
ドイツでは、いち早く国が芸術家支援の手をさしのべていましたね。
ドイツでは、芸術やデザインが、生きていく上でとても大切であると、
認知されていることが、この展示であらためて納得できる気がしました。

今回の展示を観て気になったのが、
展示物の多くが「ミサワホーム」のものだということ。
チラシを見ても、
特別協力=ミサワホーム株式会社、東京近代美術館
とあります。
そこで調べたら、このような記事がありました。
「ミサワバウハウスコレクションとバウハウス100周年」
「ミサワホーム株式会社」では、
1989年「ミサワバウハウスコレクション」を誕生させ、
バウハウスの教師や学生たちを中心に、
モダンデザインの息吹が感じられる絵画、写真、
インテリア、ハウスウエア、グラフィックデザインの他、
学生の授業の習作、図面など、さまざまな分野の作品を幅広く収集し、
現在、約1,500点の作品を保有しています。
1996年4月からギャラリーでの一般公開をスタートし、企画展を開催。
しているのですって!(見学は、予約制だそうです。)
ミサワバウハウスコレクション
バウハウス100ジャパン公式サイト
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すごいなあ〜。

あと、驚いたのが、この『バウハウス』に
「水谷武彦」「山脇巌」「山脇道子」「大野玉枝」の
日本人が入学していたということ。
すごいなあ〜。

この展示は、5月31日(日)までで、
見逃してしまった!と思われた方もいらっしゃると思います。
次の巡回先は、「東京ステーションギャラリー」にて、
2020年7月17日(金)〜9月6日(日)開催されます。

それから、「バウハウス100年映画祭」もあります。
バウハウスに関連したドキュメンタリー作品6本が上映されます。
「静岡シネ・ギャラリー」では、休館していましたので、
公開日が変更されて、このように
6/19~
プログラムA『バウハウス 原型と神話』
プログラムB『バウハウス・スピリット』『ハウハウスの女性たち』
6/26~
プログラムC『ミース・オン・シーン』『ファグス―グロピウスと近代建築の胎動』
プログラムD『マックス・ビル―絶対的な視点』
になったそうです。
鑑賞をご検討ください。

「開校100年 きたれ、バウハウス ー造形教育の基礎」展の図録です。
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館内で、唯一写真撮影が許可されていたコーナーです。
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コロナ禍で、今までのあたりまえと思われていたモノゴトが、
見直しを余儀なくされています。
こういうときだからこそ、大事なものは何なのか!?
考えてみたいと思います。
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