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2020.1110(火)「忍野八海(おしのはっかい)」にも寄りました!【山梨旅・その4】 [旅ルポ]

2020年11月10日(火)「萌木の村」を後にして、
帰りに向かったのは、「忍野八海(おしのはっかい)」です。
恥ずかしながら、ぱらぽん、「忍野八海」を知りませんでした。

山梨県の南東部、富士北麓に位置するのが、南都留郡忍野村。
富士山の雪解け水が、地下の溶岩の間で約20年の歳月をかけてろ過され、
湧水となって8ヶ所の泉を作りました。
「忍野八海」は、国指定の天然記念物で、名水百選にも選ばれています。
山梨県の「新富獄百景」にも選定されているそうです。
2013年に登録された「世界文化遺産」でも、
「富士山ー信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として、
認定されています。

ここ数年では、インバウンドの皆さんの観光スポットとして、
行列ができるほどの大人気だったのだそうです。
それがコロナ禍で、外国からのお客さまはぱったり。
それならば、観光するなら、今が絶好のタイミング!?
というわけで立ち寄ってみました。

*参考にさせていただいたのは、「山梨ガイド」の「忍野八海」のページです。
*Wikipedia「忍野八海」は、こちら
*「忍野八海・忍野村公式観光ホームページ」は、こちら
*チラシにもなっている「忍野八海周辺マップ」は、こちら

「忍野八海案内図」があります。
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*ただ、この時点でぱらぽん全体像がつかめてなかったため、
 八海全部は廻りませんでした。念のため。

「忍野八海大橋」を渡り、「新名庄川」沿いに歩きます。
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やはり水がとてもきれいです。紅葉も美しい。

「富士山世界遺産 構成遺産14」二番霊場:「お釜池」
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祭神は、「竜王名 跋難陀竜王(うぱなんだりゅうおう)」
銀杏の葉が、美しい。
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記念写真もパチリ。
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「八海橋」を渡ります。
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川沿いに進みました。
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「富士山世界遺産 構成遺産16」四番霊場:「銚子池」
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祭神は、 「竜王名 和脩吉竜王(ばーすきりゅうおう)」
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ぱちり。
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「富士山世界遺産 構成遺産17」五番霊場:「湧池」
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祭神は、「竜王名 徳叉迦竜王(たくさかりゅうおう)」
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その向かい側にあるのが、こちら、人だかりができてます。
こちらは「中池」。八海のひとつではなさそう。
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個人の所有のものだそうです。
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トレビの泉のように、硬貨を投げ込む人が多いらしくて、
投げ入れを禁止して、罰金制度があるようでした。
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お天気がよければ、この水車小屋の後ろに富士山が臨むらしくて、
ここの風景を撮りたくて、たくさんの人々が訪れるのだそうです。
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この日は、あいにく、富士山は雲にお隠れになってしまったので、残念。
まあ、「またいらっしゃい!」ということなのかな?
とぱらぽんは考えます。

宿でもらった「Go To TRAVEL」のクーポン券を使わなくては!
とのことで、各自お土産を探しました。
友人夫妻は「シャインマスカット」を買っています。
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ぱらぽんは、「吉田のうどん」を買ってみた。
昨日、「桔梗信玄餅工場」のところで「ほうとう」を買い、
札幌の息子のところに両方送るつもり。
「麺」の食べ比べをしてみてもらおう!というわけです。

帰ろうとしたら、まだあった!
「富士山世界遺産 構成遺産18」六番霊場:「濁池」
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祭神は、「竜王名 阿那婆達多竜王(あなばだったりゅうおう)」
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この川は「阿原川」。「濁池」の水とともに流れて、
「桂川」に注ぐようです。
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それでは、帰りましょうか?
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車は、「彦兵衛屋敷庭園」(有料)の前の駐車場(有料)に停めておりました。

そこから車に乗って帰るその先に、ありました!
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構成資産番号:13 一番霊場 出口池(でぐちいけ)
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祭神は、「竜王名 難陀竜王(なんだりゅうおう)」

他には、
「富士山世界遺産 構成遺産15」三番霊場:「底抜池」は、
「榛の木林資料館」(有料)の中にあるそうです。
入口から古民具などを展示する建物を通り過ぎ、
敷地の一番奥の、とちの木の大木や樹林が生い茂る静かな場所にあるそうです。
「お釜池」と地底で水脈がつながっているとか!?

構成資産番号:19 七番霊場 鏡池(かがみいけ)

構成資産番号:20 八番霊場 菖蒲池(しょうぶいけ)

この3ヶ所は、行けてなかったようです。
なので、富士山のお姿を含めて、また今度のお楽しみにいたします。

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古来から、「富士山」に詣でる「富士山信仰」には、
独特の文化的伝統があったようです。
特に、江戸時代には「富士講」と呼ばれる、
富士山を信仰の対象とした民間信仰があり、
富士講の信者は、八つの湖沼において禊ぎをしたのだとか。
本当に奥が深いです。
それにしても、隣の県なのに、山梨県のこと知らなさすぎます。
ぱらぽん、反省いたします!
「忍野八海」へのアクセスは、こちら

帰りに、沼津のSAエリアで晩ご飯!
ぱらぽんが食べたのは、こちら。
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コロナ禍の中での「Go To TRAVEL」。
行ってもいいのか? 自問しながら、
感染に対しては、細心の注意をしながらの旅でした。
これを書いている11月21日(土)現在は、
感染者数の記録更新をしている状況。
静岡県の感染者も増えつつあるこのごろ、
今だったら、予約しなかったなあと思います。
また、引き籠もらなくてはいけない!と思いつつ、
お店をやっている友人たちのことを思うと、
行けるときはお店にも行こうと思ったり…。
そんな時に、こんなのんきな記事を書いていてよいのか?
と心配したりもしています。

それでも、友人夫妻が39周年を迎えたお祝いの旅!?なので、
記録をしておきたいと思いました。
いよいよ40周年に突入です。
39周年は、猫目石婚式(ねこめいしこんしき)と呼ばれ、
キャッツアイを贈る。
40周年は、紅玉婚式(こうぎょくこんしき)と呼ばれ、
ルビーを贈る。
ですって!

ぱらぽんが相方を見送ったのは、29年と半年の頃だったので、
30周年の真珠以降のものは、もらい損ねました(笑)。
本当に残念に思うのは、相方を送ってしまうと、
結婚記念日の周年の数を増やせなくなってしまうんですね。
ただ、誤解がないように書いておきますが、
何か、ごちそうを食べたり、モノが欲しいわけではないんです。
そう、別に「愛してるよ!」とか「おまえがほんとに大事だ!」とかを、
これみよがしに言って欲しいわけではない。
長い間連れ添ってきて、お互いに言うまでもないこと、
空気のようなモノがあるじゃないですか!
日常の生活の中で、何かできごとがあったときに、
「よかったね」「それじゃあ、だめだろ」「おまえらしいな」
みたいな、その人しか言えないような一言を掛けてもらったとき、
ああ、この人と過ごしてきたなあと実感する。
そういう時間が、すごく大切で、
いなくなったらそれはできない、っていうことです。
といっても、自分はかわいそうな人ではありません。
相方は亡くなる前に「幸せな人生だった」と言いました。
そういう言葉は、もう一生分もらったと思っていますから、ね。

今ある、あたりまえのひと・こと・ものは、普通ではない。
「有り難いもの」であることに、気づいて欲しいと思います。
あ・な・た に!

【おまけ】
クリスマスの頃に、札幌の息子家族を訪ねる予定を立てていましたが、
12/22の便が欠航になったというので、変更しようとしたら、
12/24までの便は、もう全て欠航していたと知りました。
飛ぶのは、12/25〜1/5。それ以降はまだ未定だとか。
一番混んで、料金も一番高いとき!!
その後も北海道の感染者数は上がってますから、
知事のお願いに従って、行かないに越したことはありません。
すぐに、藤枝の地酒と果物のドリンク、お土産物などを送りました。
「飲みに出かけないで、おうちですごそうね!」
かわいいベビーのためなら我慢できます。
おうちでできることは、たくさんありますので、
ぱらぽんも、それを楽しみながら、がんばります!
ぽんぽん。
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