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レポートNo.28「ユニバーサルツーリズムだよ、全員集GO!」【津島啓佑さん編】 [チャレンジド]

2018年6月9日(土)【藤枝おんぱく2018】プログラムNo.28
「旅仲間を作りたい人、お手伝いしたい人、ユニバーサルツーリズムだよ、全員集GO!」
の【津島啓佑さん編】です。

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津島さんは車いすを利用していますが、スポーツ観戦が大好きなのですって!
その際は、ガイドヘルパーの山内さんと、一緒に出かけることが多いのだそうです。


その様子をレポートしてくれました。
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津島くんは、巨人と磐田ジュビロファンだそうです。
どの球場、サッカー場は、車いすスペースがどうなっているか?
その近くのホテルの様子は?
高速バスを利用していくときもあるとか。

東京ドームへ車いす席は、観戦希望日の2ヶ月前より、
電話で予約ができるそうですが、平等になるように抽選だとか。
(ただし、予約開始日の15:00を過ぎれば、それ以降は先着順。)
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できれば、1塁側に取りたいものですが、数は多くないそう。
満席の場合は、3塁側でも仕方がない。
名古屋ドームの車いす席については、こちらで。

皆さん、知らないことが多いので、興味津々です。
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次はサッカー観戦。
「ヤマハスタジアム」の車いす席は、実は、ホーム側にはないのだそう。
アウェイ側のNo.21〜32の12席のみだそうです。
希望試合日の10日前までにハガキで応募して、当選したら、封筒で送られてくるのだとか。
スクリーンショット 2018-06-24 11.32.41.png
観戦場所は、北側スタンド(アウェイ側)1階、
GB指定席の後方の車イス席となります。
赤い席ですね。
その車いす席からの観戦の様子。
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後ろの席が、付き添いの方の席。
並んで観ることはできないのだとか。

お次は、相撲!「両国国技館」です。
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「白鵬」「稀勢の里」がお迎えしてくれるらしい。
「両国国技館」の車いす席は、電話で予約、先着順だそうです。
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『1階升席の正面スタンド左右の最後方、
 武道館で言うと南東・南西の最後列というべき場所に
 車椅子用スペースが設けられている。最後列といっても、
 スペースのとり方や前の列との段差の設け方など、
 非常に見やすく設計されている。』だそうです。
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こちらの座席、介助人の席は後ろなので、顔は見られない。
バリアフリーですが、ガイドヘルパーの仕事としては、
顔、表情を見て判断するのが仕事なので、ちょっと残念だとか。

このとき宿泊したのは、御茶ノ水の「昇龍館」
大浴場は、段差のないお風呂で、入りやすいのだとか。
ホテルの部屋の浴室は、段差が無理!

高速バス「渋谷ライナー」も利用しました。
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富士山が見えて、気分は最高!

障がい者、身体的障がい者、高齢者、外国の人、
そういう方々も、日本国内を気兼ねなく旅行ができるようになることが、
望ましいです。

最後にガイドヘルパーの山内さんからコメントを!
「このような車椅子席の状況と予約方法で、車椅子で来られる外国人に、
 2020東京オリンピック・パラリンピックを満足してもらえるでしょうか?
 東海道新幹線は1列車16両編成で1,323席ありますが、
 座席に移乗できない車椅子ユーザーのための、
 車椅子固定席は1席しかありません。
 夫婦やアベックは一緒の新幹線に乗れない・・・。
 もちろん予約方法は駅の窓口で申込書に日本語で書き込んで・・・」
と、おっしゃっていました。
くわしくは、こちらへ。
(結局、どうすればいいのか?解読するのが難しそうです。)

まずは、現実を見ないと。
そして、がんばらないと〜!
津島くん、たくさんの観戦記をご紹介、ありがとうございました。
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