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ギャラリー散歩 vol.251 藤枝市文学館 第7回特別展 「夢を描いた青年石田徹也展〜翔けぬけた10年のキセキ〜」 [ギャラリー散歩]

2018年8月から藤枝市文学館にて始まっている展示が
藤枝市文学館 第7回特別展 
「夢を描いた青年石田徹也展〜翔けぬけた10年のキセキ〜」です。

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ちょうど訪れたこの日は、常葉大学造形学部生によるワークショップ
「石田ワールドに飛び込もう!」をやっていました。
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学生さんたちが、ギャラリートークを主催していました。
その後の予定があったので、最後まで参加はできなかったのですが、
少しお話を聴かせてもらいました。

●石田徹也さんの作品には、
ものと人間が合体するモチーフが多く存在するので、
それらの作品を書き出してみよう!

●さらに、作品の一部が紹介されていて、
それぞれ描かれているのはどの作品なのか探してみる!

●「飛べなくなった人」のスケッチと完成品の違いは何か?
見比べて考えてみよう!

●もし自分が、人とものを組み合わせるとしたら、
どのようなものと組み合わせてみるか、考えてみよう!

●石田作品の中で一番自分が共感したもの、
印象深かった作品を写真に撮り、感想を書いてみよう!


今回の展示は、館内の写真撮影も許されているので、
少し撮らせてもらいました。
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興味深かったのは、作品の思いつきを描くラフなスケッチから、
下絵、そして完成作品まで、その過程が見られること。
それから、描くための道具や、興味を持っていた品々まで、
色々展示されています。
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なんだか、うちにもありそうなものが並びます。
確かに石田さんが生きていた証を感じました。

ぱらぽんが一番気になった作品がこの中央のもの。
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消防士が救いに来てくれたような作品。
閉塞感を多く感じる石田作品の中では、
少し珍しいのではないかな?と思いました。
ゆっくりは見られなかったので、
また、何度か行ってみたいと思っています。

【石田徹也:いしだてつや】
1973年焼津市生まれ。
焼津中央高校を経て、武蔵野美術大学を卒業後、
東京に居を構えて、精力的に絵画の制作を行った。
気鋭の現代美術家として活躍が期待された矢先、
2005年踏切事故にて31歳の生涯を閉じる。
没後、遺作展や遺作集で作品が広く知られるようになり、
奇想天外で非現実的な彼の作風が鑑賞者に大きな衝撃を与え、
注目を浴びている。

来年4月には、スペインの国立美術館・ソフィア王妃芸術センター
(ピカソの「ゲルニカ」を展示しているところだそうです)で、
石田徹也さんの個展が開催されるそうです!

世界に認められた「石田徹也」さんの貴重な50点が並びます。
藤枝市文学館 第7回特別展 
「夢を描いた青年石田徹也展 〜翔けぬけた10年のキセキ〜」

■日時/2018年8月4日(土)〜9月24日(月・祝)9:00〜17:00
 休館日/月曜日(9/17、24は開館)・9/18(火)
■場所/藤枝市郷土博物館・文学館
    藤枝市 若王子500(蓮華寺池公園内)  
    駐車場あり
■料金/300円( 団体20名以上240円)、中学生以下無料
障がい者手帳(コピー可)などをご提示の方と必要な介助者無料
■連絡先/藤枝市郷土博物館・文学館
     TEL 054-645-1100
■備考/写真撮影OK
 作品と記念撮影して!感想を会場に貼って!
 顔出しパネルで楽しんで!石田ワールドにとびこもう!!

■公式サイトは、こちら
藤枝市郷土博物館・文学館

関連イベント
●アートトーク「石田徹也のアートを語る」
藤枝ゆかりの若手芸術家が、独自の視点で石田徹也作品に迫る、
参加型のアートトークです。
・日時 9/2(日)13:30〜15:30
・会場 博物館・文学館展示室
・定員 50名
・出演 持塚三樹(画家・藤枝市在住)・田山湖雪(写真家・藤枝市出身)

●焼津中央高校合唱部による声楽イベント
石田徹也の母校である焼津中央高校合唱部の生徒たちが、
名物の高校生オペラや日本の歌を披露します。
・日時 9/23(日)①11:00〜11:30 ②14:00〜14:30
・会場 博物館エントランスホール

よろしければ、お出かけください。
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