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五十嵐耕平・ダミアン・マニヴェル共同監督作品「泳ぎすぎた夜」岡部町上映会 [映画館へ行こう!]

2018年11月4日(日)
藤枝市岡部町出身のクリエーター「五十嵐耕平」さんの作品、
「泳ぎすぎた夜」の岡部町上映会が行われます。

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五十嵐耕平・ダミアン・マニヴェル共同監督作品「泳ぎすぎた夜」
映画「泳ぎすぎた夜」の公式サイトは、こちら
公式サイトから抜粋して書かせていただきます。
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『泳ぎすぎた夜』La nuit où j'ai nagé
第74回ヴェネチア国際映画祭 オリゾンティ部門 正式出品

第65回サン・セバスチャン国際映画祭 正式出品

第18回東京フィルメックス 学生審査員賞・Filmarks賞受賞

【日仏の若手新鋭監督による文化、国籍、年代を超えた瑞々しい野心作】
作品は、国も言葉も異なる二人の若き新鋭監督、
フランス人のダミアン・マニヴェル(『若き詩人』)さんと
藤枝市岡部町出身の五十嵐耕平(『息を殺して』)さんが、
共に魅せられた美しい原風景のような冬の青森を舞台に、
共同監督作品として企画し、
青森で生まれ育った人々と限られたスタッフによって作られた作品。

作品紹介【これは、とても小さな、新しい冒険の始まり。】
雪で覆われた青森の山あいにある小さな町。
夜明け前、しんしんと雪が降り積もり、寝静まった家々はひっそりと暗い。
漁業市場で働いている父親は、そんな時刻にひとり目覚め
家族を起こさないように、静かに仕事に行く準備を始める。
出掛ける前には、それが毎日の日課というように台所でゆっくりと煙草をふかす。
しかし、なぜだかこの日に限って、その物音で目を覚ました6歳の息子。
父親が出て行ったあと、彼はクレヨンで魚の絵を描く。
そして翌日。
結局寝ることができず、うつらうつらしたままの少年は
眠い目を擦りながら歯磨きをして、家族と朝食をとり、学校に出かける。
だが、登校途中に彼は、学校には向かわず、雪に埋もれた道なき道をさまよい始める。
父親に、このぼくの書いた絵を届けに行こう、
そう思ったのか、父親が働く市場を目指す。
この日、少年にとっての新しい冒険が始まる。
朧気な記憶を頼りに、手袋を落っことし、眠い目を擦りながら。

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主演の古川鳳羅(こがわたから)くんは実際に青森県平川市に住む小学生。
ときに大人の理解を超えてしまう、類い稀な存在感で少年を演じた。
劇中で彼を取り巻く家族も、実際の家族たちが演じている。
フランス人であるダミアン・マニヴェルさんはもちろん、
静岡生まれの五十嵐耕平さんにとっても雪の降り積む青森は未知の場所。
お互いにとって馴染みの無い場所で、6歳の子どもを主演に据えた本作。
この作品は、大人になるにつれて失っていく、子どもだけが持っている、
ある種、動物的ともいえる豊かな感覚、
そこに流れる無限に近い時間を取り戻させてくれる。
子どもを描いた名作は映画史に数多くあれど、
今までのどの“子ども映画” とも違う、
新しい世代による瑞々しい野心作が誕生した
とのことです。

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【五十嵐耕平(いがらし こうへい)監督】
1983年藤枝市岡部町生まれ。
東京造形大学在学中に制作した初長編映画『夜来風雨の声』が、
シネマ・デジタル・ソウル・フィルム・フェスティバル(CINDI)にて
韓国批評家賞を受賞。
その後東京藝術大学大学院映像研究科映画専攻監督領域に入学。
オムニバス作品『恋につきもの』の一篇『豆腐の家』を監督。
映像研究科修了作品『息を殺して』(2014)は、
第67回ロカルノ国際映画祭 新鋭監督コンペティション部門に正式出品されたのち、
全国劇場公開。
日仏合作でダミアン・マニヴェルとの共同監督作『泳ぎすぎた夜』は、
第74回ヴェネチア国際映画祭、サン・セバスチャン国際映画祭等をはじめ
多くの映画祭に出品される。
また近年はD.A.N. Alexandros 等のミュージックビデオも手がけている。

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【ダミアン・マニヴェル監督 Damien Manivel】
1981年フランスのブレスト生まれ。
コンテンポラリー・ダンサーとして活躍後、
ル・フレノワ国立現代アートスタジオにて映画を学ぶ。
短編『犬を連れた女』は2011年ジャン・ヴィゴ賞を受賞、
短編4作目の『日曜日の朝』は、
2012年カンヌ国際映画祭の批評家週間短編大賞を受賞。
初長編映画となる『若き詩人』は、ロカルノ映画祭特別大賞を受賞、
2015年に日本でも劇場公開された。
長編2作目の『パーク』は2016年カンヌ国際映画祭に選出された。

《映画「泳ぎすぎた夜」岡部町上映会》 【イベント】
■日時/2018年11月4日(日)
■上映時間/2回上映 14:00〜 19:00〜 (各回先着80名)    
■会場/市民ホールおかべ多目的ホール(藤枝市岡部町内谷601-3)  

■鑑賞料/1000円、中高生500円、小学生以下無料   
■問い合わせ/『泳ぎすぎた夜』岡部町上映会実行委員会
       TEL 090-8072-8367(萩原一郎)
■備考/当日受付のみ。当日どちらかの時間に会場にお越しください。
   上映終了後、五十嵐監督の舞台挨拶があります。
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