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2019.0724(水)映画「天気の子」観てきました。 [映画館へ行こう!]

2019年7月24日(水)18:45〜
「藤枝シネ・プレーゴ」にて、映画「天気の子」を観ました。

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お天気がテーマな作品だけに、雨の映像が多く流れます。
水滴や雨粒、大量な豪雨、たっぷりと溜まっている水。
空を覆う雲、立ち昇る厚い雲、ぽっかりと浮かぶ雲。
雲の切れ目、差し込む光、透けて見える青空、快晴。
それぞれの描写が、質感までもが、とてもリアル。

新海誠作品に限らず、最近のアニメの作品は、
写真や映像よりもリアルなくらいに表現されています。
資料としての、写真が映像を下敷きにして、原画が書かれ、
最高の技術でアニメーション化されていくからだと思いますが。
以前なら、少し変えたりすることで、架空の設定にしたでしょうが、
この頃の作品は、スポンサーとしての関係もあるのか、
まさにそのものが出てきます。
だからこそ、ロケ地がどこであるか?とか、
作品の中の同じ商品を手に入れられるとか、
ということから、舞台になった場所を訪ねる聖地巡礼や、
タイアップ商品を買うことができたり…。
すでに、観光や商品が売れる大きなビジネスにもなっている。

さて、「天気の子」についてのお話に戻ります。
鑑賞した日は、7月24日(水)の18:45〜の回、
一番大きな7番スクリーン。
平日の夜とはいえ、夏休みに入っていることもあり、
幅広い年齢層の方々が入ってました。

設定は、2021〜2年のようですが、本当にていねいに描かれていて、
今の時代(もしくは、近未来?)の街並みや生活感が感じられます。
「君の名は。」を観た時に思いましたが、この作品を何十年か後に観たら
「平成の頃はこんな暮らしだった」と振り返るだろうなあ、と思いましたが、
今作「天気の子」では、「令和」の時代の暮らしぶりを
感じることになるのか…。
まだそんなに違いは感じませんけれどね。
うれしかったのは、瀧くんや三葉ちゃんが、ちょっと出てきたこと。
もっと、他の仲間たちもカメオ出演していたらしい。
これは、リピーターを期待する仕掛けか?

内容については、ネタバレになるかもなので、
触れないでおきます。

こういうていねいな仕事の集大成を見せられると、
先日おきた「京都アニメーション」の惨劇が思い出されて、
胸が痛みます。
今の時代の閉塞感や苦しみを表現できる貴重な現場が、
このような惨事に巻き込まれることが痛ましいです。
この場を借りて、亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
そして、負傷された方々の、1日も早い回復をお祈りいたします。

最後に、「天気の子」の英語のタイトル「Weathering With You」ですが、
「Weather」が、動詞の時には、
「〔嵐・困難などを〕切り抜ける、乗り切る、乗り越える」
という意味があるそうです。
なので、「きみとともに困難を乗り越える」
ということのようです。
最近、洋画の邦題にがっかりすることが多いので、よいなあと思いました。

「天気の子」公式サイトは、こちら
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