2020.0819（水）映画「ファヒム パリが見た奇跡」を静岡東宝会館で観ました。

２０２０年８月１９日（水）静岡に来たついでに静岡東宝会館で、
気になっていた映画「ファヒム　パリが見た奇跡」を観ました。
公式サイトは、こちらです。





この作品は、２０１９年制作のフランスのドラマ映画。
バングラデシュからパリに難民として逃れ、
チェスのチャンピオンとなった少年「ファヒム・モハンマド」の
実話を映画化したものです。

ファヒムを演じた「アサド・アーメッド」は、出演が決まる3ヵ月前に
実際にバングラデシュからフランスに移住したのだそうです。
自分の経験が、役の演技に投影されているとか。
師匠のシルヴァンを演じるのは、フランスを代表する名優、
「シラノ・ド・ベルジュラック」にも出演した「ジェラール・ドパルデュー」。

バングラデシュ、チェス、フランス、パリ、
移民、難民申請、不法滞在、強制送還…など、
なかなか、なじみがないような内容ですが、
日本で暮らしている外国籍の人たちのことを考えると、
あながち遠くの話というわけでもないだろう。

自分の力で運命を切り開いていくこと。
それは、大人よりも子どもの方がしたたかだったりする。
「天は自ら助くる者を助く」でしょうか？
やはり、実話を元にしているところがすごいなあ。
エンディングに、本人家族が出てきます。
その目力の強さに、妙に納得しました。

それにしても、このところ、「静岡東宝会館」では、
実話を元にした作品が、気になります。
説得力がありますね。
先日の「Ride Like A Girl：ライド ライク ア ガール」もしかり、でした。