2020.1110（火）映画館「テアトル石和」を訪ねてみた！【山梨旅・その２】

２０２０年１１月１０日（火）朝　
ホテルをチェックアウトして「桔梗信玄餅」の工場に行く途中で、
わざわざ立ち寄ってもらったところが、こちら。

山梨県笛吹市、ぶどう畑の中に佇む映画館「テアトル石和」です。

いつか、行ってみたいと思っていた映画館ですが、
その夢が叶わないままに、皆さんに惜しまれながら、
２０１８年に閉館したようです。
この映画館「テアトル石和」をぱらぽんに教えてくれたのは、
映画「安寧の巣」の監督を務めた、木下健浩（たけひろ）くん。

「安寧の巣」は、

藤枝市出身の俳優「石上亮（現在の表記は、石神リョウ）」くんたちが、
すでに閉館していた「島田みのる座」をフィルムに遺したいと
そこを舞台にしたお話を作り、撮影した作品。

その思いは、こちら。
島田市での上映会の様子は、こちら と こちら。
「島田みのる座」についての記事たちは、こちらで。

その後、古い映画館繋がりで、「安寧の巣」の特別な上映会が、
ここ「テアトル石和」で上映されたことがありました。
その作品を上映するには､ぴったりな映画館だったわけですが、
ぱらぽんは、その上映会の日程には､予定を合わせられなくて、
参加することができなかったのでした。

島田市の「島田みのる座」の在りし姿は、こちら。
ホールです。

ロビーの売店。

外観です。


こちらが「テアトル石和」の外観。

どことなく、建物の時代が、醸し出す雰囲気が似ている気がする。

この目で､実物を見られてよかったなあ。

「テアトル石和」の内部は撮影できなかったのですが、
2014年の「FUNKY MONKEY BABYS」のＭＶ
「サヨナラじゃない」をご覧ください。
（You tubeからお借りしました。）

このロケ地が「テアトル石和」です。

この「テアトル石和」２０１９年には、
ここで婚活イベントが行われた模様。
その後、「人狼」イベントも行われたようです。
今後どうなってしまうのか？わかりませんけれど…。
そして、いつか、懐かしいような映画を上映するために、
残っていて欲しい。
その夢は、かなり贅沢なものになってしまうのでしょうね。

木下くん、かつてのあの日、
ここに一緒に来られなくてごめんね。
ここで上映された「安寧の巣」がどんなであったか？
きっと、とてもステキだったであろうと想像してる。

この日、ここに来られてよかった。
「テアトル石和」の建物を観ることができてよかった。
ありがとう！

【山梨旅・その３】に続く。