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「公共下水道管路調査」の見学をしました。 [鉄蓋探検隊]

2018年1月30日(火)
藤枝市では、古くなった下水道管の清掃とカメラ調査をすると聞いたので、
下水道課に許可を得て、調査の現場を取材させてもらいました。

「藤枝鉄蓋探検隊」隊員としても、わくわくな現場です。
お邪魔をしないように、見学させてもらいます。

現場に着きました。
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蓋を開けたら、まず洗浄をするようです。


まずは担当の方にご挨拶。
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調査会社の余語(よご:写真右)さんと、
調査作業をする会社の杉澤(すぎさわ:写真中央)さん。
見学、撮影の許可をいただきました。

*以下、分かりやすく説明するために
 写真の順番を一部入れ替えているところがあります。

看板や方向指示板を提示し、交通規制のためガードマンが立ちます。
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まず、各戸のお宅への逆流を防ぐために、敷地内の管理マスを開閉し、
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蓋を開けて、水流で管内を洗浄します。

パワフルな味方!
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「給水車」と「高圧洗浄車」

「高圧洗浄車」から出る水で洗浄します。
image-20180131003748.png

このオレンジのケーブルの先にカメラがあります。
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このブルーの糸巻きのような物が、コードを守って、
滑りやすくしてくれるようです。

そしてこれが、同じくコードを送りやすくする道具ですが、
管内に入れるもの。
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ハンドルを回すと、上の棒が固定されて、
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3本の棒が進む管のところに3点支持で固定できるので、
安定してとても作業がしやすいそうです。
これができる以前は、ぐらぐらしてしまい、やりにくかったそうです。

作業の進め方は、こんな感じ。
スクリーンショット 2018-01-31 11.47.28.png

こんな検査もするようです。
スクリーンショット 2018-01-31 11.47.49.png

回覧板で、この調査のお知らせを見たとき、
「あ、あのとき見たヤツだ!」と思いました。
そのあのときというのは、こちら
札幌でマンホールカードをもらうために
札幌市下水道科学館」に行ったときのことです。
その時の展示物の中に、下水道管の点検調査について、
説明する動画がありました。
それを実物で見られるなんて!
というわけで、今回の見学になりました。
*「札幌市下水道科学館」は、3月中旬までは展示物のリニューアルのために
展示物の見学はできないようです。

さて、調査作業ですが、
まず、作業に必要なスペースを確保して、
蓋を開けたら、管内の酸素濃度等の測定をして、
管内の換気をして、安全を確保します。

次に、マンホール3個分くらいの距離の管(道路面から下の管まで)内洗浄をしたら、
逆噴射するノズルの付いたホースで進み、
バックしながら管内を洗浄するそうです。

基本は上流から下流に向けて、ひとつの管からカメラを入れて、
移動させながら撮影し、車内のテレビカメラで目視し、
映像をビデオテープに収録。
異常箇所の判定は、手引き書を参考に判断するようです。

現場の許可を得て撮影、作業の様子を動画2本にまとめました。

「下水道調査中 カメラ登場」

管の途中で進めない箇所発生。
いったん引き上げて、別の管から反対方向に進んで見ることに。

「下水道管調査 その2」

蓋を開けて、カメラを投入。カメラ発進!
その時のモニターは? 
カメラは頭をぐるりと回せます。
戻ってくるときのカメラの映像。
カメラを取り出して、蓋を閉めます。

このカメラで、直径10cmから100cmまでの管を調査できるそうです。
image-20180131123729.png
すごいなあ。

【見学を終えて】
マンホール・鉄蓋が好き!と言っても、
蓋から下のことはほとんど知らないし、なかなか見ることができません。
このような調査・点検をしてくださっているから、
毎日、水が使えるんだな〜って、あらためて感謝です。

見学・取材させてくださって、ありがとうございました。
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