レポートNo.28「ユニバーサルツーリズムだよ、全員集GO!」【ありのmama隊編】 [チャレンジド]
2018年6月9日(土)【藤枝おんぱく2018】プログラムNo.28
「旅仲間を作りたい人、お手伝いしたい人、ユニバーサルツーリズムだよ、全員集GO!」
の【ありのmama隊】さんの発表です。
こんにちは。「ありのmama隊」です。
私たちは、2014年に障害児のママ6名で活動をはじめました。
その活動は「障害のある方のための貸切映画会」の開催です。
グループ名の「ありのmama隊」は、
初めて上映した作品「アナと雪の女王」の主題歌から。
そして、ありのままでいたいという思いをこめて。
活動のきっかけは、「子どもと一緒に映画を観てみたい」と思ったことでした。
でも、連れて行く勇気が出ません。
騒いでしまうかも。中に入れないかも。
周りの方に迷惑をかけてしまうかも。
そんな不安が先に立って、連れて行くことができなかったのです。
だったら、 貸切にすればいいじゃん!
みんなで練習すればいい!
きっと同じ思いのママたちがたくさんいるはず!!
「チャレンジド・プレーゴ」
街づくりの活動をされている方に、
「藤枝シネ・プレーゴ」さんとつなげていただいて
貸切映画会を提案しました。
「藤枝シネ・プレーゴ」さんからのご快諾をいただき、
そして、記念すべき第1回目の上映会を開催することができました。
私たちの思いがかたちになり本当にうれしかったです。
その後も「藤枝シネ・プレーゴ」さんのご協力と、
フリーライターのぱらぽんさんはじめ、
たくさんの方々のご支援をいただき、
現在までに14回の映画会を開催しています。
現在に至るまでの入場者数
のべ1000人となりました。
たくさんの方々が映画を楽しんでくださり、
とてもうれしく思っています。
チャレンジド・プレーゴでは、貸切ならではの楽しく観る工夫をしています。
・足元が見えるくらいの明るさ
上映中も照明が明るいことで、暗さの不安を和らげます。
・予告編のカット
すぐに映画が始まります。
「観に来た映画じゃないの?」「まだ?」などの不安に応えます。
・扉を開放 ドアを開け放すことで出入りを自由に行えます。
いつでもWelcome!!
・スケジュールのお知らせ
タイムスケジュールがわかることで、見通しがたち安心できます。
事前にお知らせプリントを配布。
当日は、受付や劇場内でもお知らせしています。
・音は控えめに
ボリュームを少しだけ小さくして、過敏さに配慮。
・車いす、ストレッチャーの方も
車椅子はもちろん、ストレッチャーのご参加もokです。
また、事前にお知らせいただくことで、電源の確保も可能です。
・ちょこっとボランティアさん
上映中のちょっとした困りごとにボラさんが対応します。
例えば、ジュースやポップコーンを買ってきてほしい。
ちょっと席をはずすとき、子供の横にすわっていてほしい、など。
これらの工夫は、最初からあったものばかりではありません。
回を重ねるごと、より楽しく映画を観ていただけるように、
メンバーで話し合ったり、お客様アンケートからヒントをいただいたりして、
工夫が増えていきました。
映画館に入れるか不安だったお子さん
まずは、入ることが【ステップ1 】
いつものお友達がいたから嬉しかった
中が明るかったから、こわくなっかったよ
貸切だから、安心だったよ
「心配していたけれど、すんなり入れてびっくりしました」
との感想も。
落ち着いて見られるのか不安なお子さん
次は、観ることが【ステップ2】
扉を開放していたから、気が楽だったよ。
すぐ映画が始まったから、待たなかったよ。
ボラさんが、優しくしてくれたよ。
「子どもに気をとられず、久々に映画を観ることができた」
というママの感想も。
【ステップ3】は、何度か繰り返して映画会に参加できるようになったこと。
続けて開催されることで「チャレンジド・プレーゴ」に
安定感や安心感を持ってくださるご家族も多いようです。
配布されたチラシや、ホームページなどのお知らせを見て、
申込みしてくださる常連さんも増えてきました。
余暇の過ごし方が、ひとつ増えたと喜んでくださるご家庭もいっぱいです。
この活動は、うれしい広がりをみせています。
新聞にも何度か取り上げていただき、ホームページなどのメディアを通じても、
多くの方々に活動を知っていただくことができました。
貸切映画の活動は、「岐阜」そして県内では「清水」にも広がり、
上映会にたくさんの方々が参加しているそうです。
これからも、もっともっと広がり、
映画を楽しむ方々が増えていったらいいなぁと思っています。
「チャレンジド・プレーゴ」からスタートした私たちの活動は、
現在、地域の方々のご協力を得ながら、
「チャレンジド・クッキング」
「チャレンジド・バブル」の3本柱となっています。
それぞれのお子さんの楽しめるものを、選んでいただけるようにもなってきました。
また、ママたちの交流の場として
「ありmamaカフェ」も開催しています。
その他にも、楽しいイベントを開催しています。
不安がいっぱいだった映画鑑賞も、
映画館側の配慮や地域のボランティアさんのご協力、
また、家族やお友達の力を借りて、楽しみのひとつとなってきています。
「お友だちに会えるから」「気がねなく映画を楽しみたい」と
「チャレンジド・プレーゴ」のリピーターになってくださった
ご家族もたくさん。
また、これを機に、普通に映画館で見ることにチャレンジしたという、
ご家庭もあります。
地域で行われる音楽会やお祭りなど、イベントにも参加してみようと、
活動の場を広げたご家族もあるそうです。
このように、私たち「ありのmama隊」の活動は、
もともとは「自分たちの子どもが少しでも楽しみの幅を拡げてほしい」
というきっかけでしたが、今では、ご参加いただくご家族のみなさんと一緒に
「障害があっても外へ出て楽しみ、いろいろなことにチャレンジする」
というものになっています。
この活動が、皆さんのチャレンジへの一歩を踏み出す、
手助けのひとつとなっているのであれば
とてもうれしく思います。
いろいろな不安はありますが、子供たちの笑顔そして、
みなさんの笑顔がたくさん見られるように
これからも楽しく活動していきたいと考えています。
ご清聴ありがとうございました。
「ありのmama隊」さんのHPは、こちら。
ブログは、こちら。
FACEBOOKページは、こちら。
この活動は、始まるところから、ほぼ見守らせていただいているので、
このブログでも記録があります。
くわしくは、こちらとこちらをごらんください。
最新のものから、だんだん遡っていきます。
「旅仲間を作りたい人、お手伝いしたい人、ユニバーサルツーリズムだよ、全員集GO!」
の【ありのmama隊】さんの発表です。
こんにちは。「ありのmama隊」です。
私たちは、2014年に障害児のママ6名で活動をはじめました。
その活動は「障害のある方のための貸切映画会」の開催です。
グループ名の「ありのmama隊」は、
初めて上映した作品「アナと雪の女王」の主題歌から。
そして、ありのままでいたいという思いをこめて。
活動のきっかけは、「子どもと一緒に映画を観てみたい」と思ったことでした。
でも、連れて行く勇気が出ません。
騒いでしまうかも。中に入れないかも。
周りの方に迷惑をかけてしまうかも。
そんな不安が先に立って、連れて行くことができなかったのです。
だったら、 貸切にすればいいじゃん!
みんなで練習すればいい!
きっと同じ思いのママたちがたくさんいるはず!!
「チャレンジド・プレーゴ」
街づくりの活動をされている方に、
「藤枝シネ・プレーゴ」さんとつなげていただいて
貸切映画会を提案しました。
「藤枝シネ・プレーゴ」さんからのご快諾をいただき、
そして、記念すべき第1回目の上映会を開催することができました。
私たちの思いがかたちになり本当にうれしかったです。
その後も「藤枝シネ・プレーゴ」さんのご協力と、
フリーライターのぱらぽんさんはじめ、
たくさんの方々のご支援をいただき、
現在までに14回の映画会を開催しています。
現在に至るまでの入場者数
のべ1000人となりました。
たくさんの方々が映画を楽しんでくださり、
とてもうれしく思っています。
チャレンジド・プレーゴでは、貸切ならではの楽しく観る工夫をしています。
・足元が見えるくらいの明るさ
上映中も照明が明るいことで、暗さの不安を和らげます。
・予告編のカット
すぐに映画が始まります。
「観に来た映画じゃないの?」「まだ?」などの不安に応えます。
・扉を開放 ドアを開け放すことで出入りを自由に行えます。
いつでもWelcome!!
・スケジュールのお知らせ
タイムスケジュールがわかることで、見通しがたち安心できます。
事前にお知らせプリントを配布。
当日は、受付や劇場内でもお知らせしています。
・音は控えめに
ボリュームを少しだけ小さくして、過敏さに配慮。
・車いす、ストレッチャーの方も
車椅子はもちろん、ストレッチャーのご参加もokです。
また、事前にお知らせいただくことで、電源の確保も可能です。
・ちょこっとボランティアさん
上映中のちょっとした困りごとにボラさんが対応します。
例えば、ジュースやポップコーンを買ってきてほしい。
ちょっと席をはずすとき、子供の横にすわっていてほしい、など。
これらの工夫は、最初からあったものばかりではありません。
回を重ねるごと、より楽しく映画を観ていただけるように、
メンバーで話し合ったり、お客様アンケートからヒントをいただいたりして、
工夫が増えていきました。
映画館に入れるか不安だったお子さん
まずは、入ることが【ステップ1 】
いつものお友達がいたから嬉しかった
中が明るかったから、こわくなっかったよ
貸切だから、安心だったよ
「心配していたけれど、すんなり入れてびっくりしました」
との感想も。
落ち着いて見られるのか不安なお子さん
次は、観ることが【ステップ2】
扉を開放していたから、気が楽だったよ。
すぐ映画が始まったから、待たなかったよ。
ボラさんが、優しくしてくれたよ。
「子どもに気をとられず、久々に映画を観ることができた」
というママの感想も。
【ステップ3】は、何度か繰り返して映画会に参加できるようになったこと。
続けて開催されることで「チャレンジド・プレーゴ」に
安定感や安心感を持ってくださるご家族も多いようです。
配布されたチラシや、ホームページなどのお知らせを見て、
申込みしてくださる常連さんも増えてきました。
余暇の過ごし方が、ひとつ増えたと喜んでくださるご家庭もいっぱいです。
この活動は、うれしい広がりをみせています。
新聞にも何度か取り上げていただき、ホームページなどのメディアを通じても、
多くの方々に活動を知っていただくことができました。
貸切映画の活動は、「岐阜」そして県内では「清水」にも広がり、
上映会にたくさんの方々が参加しているそうです。
これからも、もっともっと広がり、
映画を楽しむ方々が増えていったらいいなぁと思っています。
「チャレンジド・プレーゴ」からスタートした私たちの活動は、
現在、地域の方々のご協力を得ながら、
「チャレンジド・クッキング」
「チャレンジド・バブル」の3本柱となっています。
それぞれのお子さんの楽しめるものを、選んでいただけるようにもなってきました。
また、ママたちの交流の場として
「ありmamaカフェ」も開催しています。
その他にも、楽しいイベントを開催しています。
不安がいっぱいだった映画鑑賞も、
映画館側の配慮や地域のボランティアさんのご協力、
また、家族やお友達の力を借りて、楽しみのひとつとなってきています。
「お友だちに会えるから」「気がねなく映画を楽しみたい」と
「チャレンジド・プレーゴ」のリピーターになってくださった
ご家族もたくさん。
また、これを機に、普通に映画館で見ることにチャレンジしたという、
ご家庭もあります。
地域で行われる音楽会やお祭りなど、イベントにも参加してみようと、
活動の場を広げたご家族もあるそうです。
このように、私たち「ありのmama隊」の活動は、
もともとは「自分たちの子どもが少しでも楽しみの幅を拡げてほしい」
というきっかけでしたが、今では、ご参加いただくご家族のみなさんと一緒に
「障害があっても外へ出て楽しみ、いろいろなことにチャレンジする」
というものになっています。
この活動が、皆さんのチャレンジへの一歩を踏み出す、
手助けのひとつとなっているのであれば
とてもうれしく思います。
いろいろな不安はありますが、子供たちの笑顔そして、
みなさんの笑顔がたくさん見られるように
これからも楽しく活動していきたいと考えています。
ご清聴ありがとうございました。
「ありのmama隊」さんのHPは、こちら。
ブログは、こちら。
FACEBOOKページは、こちら。
この活動は、始まるところから、ほぼ見守らせていただいているので、
このブログでも記録があります。
くわしくは、こちらとこちらをごらんください。
最新のものから、だんだん遡っていきます。
2018-06-09 22:43
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