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2019.0727(土)「本橋テープ株式会社」に見学に行きました。 [勝手に応援団]

2019年7月27日(土)吉田町の「本橋テープ株式会社」の
「伝 at 本橋テープ」に行ってきました。
このイベントは、先日Facebookで紹介されていたもので、
「本橋テープ」さんのブログで、紹介されていました。

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実は、ぱらぽん、この会社のとあるテープの大ファンで、
工場見学ができるとのことだったので、電話で申し込みました。

行ってみてわかったことですが、このイベントは、
「伝実行委員会」が主催する「伝」という名前のイベントで、
 子どもたちが、地域にある仕事と出会い、
 「はたらくって、カッコいい」と伝えていこう
というもの。
くわしくは、こちらで。

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参加企業は21社あったようです。
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各社選りすぐりのワークショップが用意されていたようです。

こちらが、「本橋テープ株式会社」。
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ぱらぽんが申し込んでおいたのは、こちら。
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「体験型工場見学」10:00〜の部。
テープ工場まで送迎してもらって、
細幅の織物が作られる現場を見学します。

工場に到着!わくわく!!
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撮影&ブログ掲載許可をいただいたので、
ブログレポートさせていただきます。
一緒に回ったのは、女子中学生4人のグループと
ご夫妻ひと組とぱらぽんです。
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まずは、「テープ(細幅織物)ってナニ?」
幅130mm以下の綿糸、麻糸、絹糸、合成繊維等の糸を使って
作った織物のことを「細幅織物」というそうです。
基本的な3つの織り方「三原組織」は、こちら。
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「平織(ひらおり)」と「綾織(あやおり)」と「朱子織(しゅすおり)」

その素材は…? 綿や麻などもありますが、
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こちらの会社では、
ポリプロピレン(PP)、ナイロン(N)、エステルウーリー(EW)
などが代表的な糸だそうです。

織るための前段階の、糸を準備する機械は、
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複数の糸を撚り合わせて、1本にする機械「撚糸機(ねんしき)」と
大きな糸巻きから小さな糸巻きに小分けする機械「ワインダー機」

テープを織る機械は、
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縦糸を繰り出す「クリル」と、
その緩み引き具合を調整する「中間機」、
テープを織る「織機(しょっき)」

テープを仕上げる機械は、「仕上げ機」
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円盤状に巻いて、仕上げた状態を反物と呼ぶそうです。
数え方の単位は「反(たん)」。
「本橋テープ」では、3工場合わせて、
1日に70000mくらい生産しているそうです。

さあ、いよいよ、工場の現場を見学します!
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まずは、「撚糸」の機械です。
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この赤い糸を青い糸を、撚り合せると…、
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左のようになります。

続いて、「ワインダー機」
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スタッフさんが手に持っているのが仕入れた糸です。
それを下に置いてあるような小さいサイズの紙管に巻き直す、
その作業をするのが、「ワインダー機」です。

こちらが自動で行われるタイプ、イタリア製の機械だそうです。
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下に置かれた糸が、上の紙管に巻かれて行きます。
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何メートル巻くか入力してあるので、
巻き終わると、自動でカットされ、機械の向こう側に落ちます。
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次には、機械の上にセットされている紙管が降りてきて、
次のロットを巻くということらしいです。すごい!

さあ、ここから、私たちの体験が準備されています。
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好きな色の糸を選んで、と言われました。

こちらの機械は日本製で、スタッフの方がオペレーションするもの。
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機械に残っている前の糸端と、一人一人選んだ色の糸をつなぎます。
巻きつける用の紙管をセットして、
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スイッチ「ON」しましょう!
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巻かれ始めました!
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これを持って次の工程に行きます。

ここでは、糸の結び方をマスターします。
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赤い糸と、各自選んだ糸を結びます。
スタッフの方が結び方を教えてくれました。
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結ばれた状態です。
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ここで、みんなそれぞれに自分の糸を結んでみました。

こちらが「クリル」。
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たくさん並んだ糸巻き1本1本が縦糸になります。
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スタッフの方が、解説してくれています。
そこから引き出された糸が、次の「中間機」を通って、
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「織機」につながって行きます。
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白い帯状の部分が、縦糸の集合体です。
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「織機」です。
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横糸が渡って織られて行きます。
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織られたテープです。
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見学者それぞれの糸がセットされました。
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ぱらぽんが結んだのは、黒い糸。
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近い位置の糸からだんだん織られていくようです。
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おっ、黒い糸のステッチが始まりました。
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次は、黄色!
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どんどん進んで、
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7色の糸が並びました。
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どういう仕組みになっているのか?
ちょっとわかったような気がします。

これを1色で織ると、こうなります。
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赤い糸で織られたテープを「仕上げ機」で巻き取ります。
左手でテープに異常がないかどうかチェックしながら、巻き取ります。
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きっちり巻けました。
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最後には、糸結び競争をしたり、見学会参加賞のくじを引いたり、
アンケートを書いたりして、工場見学は終了です。
ありがとうございました。
また車で送ってもらって、本社に戻りました。

今度は、「テープミュージアム」に参加しました。
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最初は、「蓄光糸」と「反射糸」を使ったテープのお話。
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光を蓄積し発光するテープと、反射する糸を使って光るテープ。
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縦糸に使われているようです。

暗室がわりになるエレベータールームで、実験です。
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このテープが暗くなると、
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このように発行します。
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蓄光の実験。ちょっとピンボケでした。

次は、ぱらぽんのお気に入り。
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「タフフック」という商品です。
その強さを見せる実験です。
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一つのフックで、どこまで吊るせるか?
この商品の耐久性について、いつかぱらぽんが語りたいと思います!!

続いて商品のご紹介。
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「本橋テープ」で作られているテープを使った、
商品、身近なテープのご紹介です。
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最後は、「テープで機織り」
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たて糸もよこ糸もテープを使って、
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このような商品ができます。
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「本橋テープ」で作っているテープの数々。
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お買い得なワゴンサービスがあったので、
いろいろなテープを買っちゃいました!
次回、通常の営業日にお邪魔して、
あのテープを見せてもらいたいと思います。

「本橋テープ」の皆様、「伝」の見学会を
ありがとうございました。
他の会社にも行きたかったですが、時々すごい雨が降ったりしてたので、
今回は、「本橋テープ」さんだけにしました。
来年は、計画的にいろいろ回りたいですね〜。
皆さま、お疲れ様でした。
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