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2020.1123(月・祝)ギャラリー散歩 vol.274「芹沢銈介 模様をめぐる88年の旅」@芹沢銈介美術館 [ギャラリー散歩]

2020年11月23日(月・祝)
この展示の最終日がこの日だと分かり、
あわてて「芹沢銈介美術館」行くことに決めました。

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ここに来ると、本当にいつも落ち着きます。
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※画像は、ネットから拝借しました。
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今回の展示は、生誕125年記念展「芹沢銈介 模様をめぐる88年の旅」で、
型染めを主軸に「模様」に真摯に向き合いながら仕事をつづけた
芹沢先生の生涯を、初期から晩年まで、200点の代表作を展示しています。

今まで見慣れないものがいくつもありましたが、
「日本民芸館」所蔵のものが多かったです。
長年通っていますが、いつもの作品に会えるとうれしいし、
見慣れない作品に出会えるのもまた、悦びです。

今回の展示で、最晩年に倒れられてから後、
左手で書いたといわれる「降る雪の」(中村三郎短歌)の書に、
その迫力に心打たれました。
降る雪の音こそなけれ澄入りて かすかに光るいのちなりけり
ほとんど文字としては読めないような書でしたが、
『澄』の字がとても迫力のある筆遣いで、
芹沢先生のいのちの光が力強く放たれていました。
【寄贈:盛岡光原社様】とありました。
調べてみると、このような紹介記事が。
民芸の皆さんと縁のある会社でした。
いつか東北に旅行ができるようになったら、
ぜひ訪ねてみたいお店です。
公式サイトは、こちら
今回のこの展示品から、新しい縁のお店を知ることができて、
芹沢先生から、「旅をしなさい」と言われたような気がしました。
最終日に行けて本当によかったです。
ありがとうございました。
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